表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
136/173

172話 NFM-戦場の殺人機-

地獄絵図と化していた。

ワーチ[もおおお!! どうなってんのよーーーっ!!]

ワーチ達メカニックマン達は倉庫からフェニックスのレールガンやレーザー兵器で応戦している。

アロー[スペリアルか!?]

N.ジェイ[恥も外聞もありゃしないね....きなあ!! 蜂の巣にしてやるよおーーーっ!!]

N.ジェイのマシンガンが唸りをあげる。

クオーツェ[フフ...とんだヴァルキュリアもいたものだ]


デュアロはバンプートを探し回っていた。

デュアロ[ハア、ハア!]


その頃ブラックは

[zzzzzz....]

エレジーで寝ていた。


凄まじい悲鳴と共にグラヂュアリの人達は殺されていく。

チッター[へへへ、逃がすかよ血袋お!!]

チッターは両腕から出た6つの回転式刃でベッドごと患者をぶったぎる。

患者[ぎゃあああああーーーっ!!]

ズドンとベッドは真っ二つとなる。

チッター[久しぶりのいい匂いだあ....これでカーレントの奴もいりゃあよお]


グラヂュアリに配置されていた兵では足止め程度にしかならなかった。

ワーチ[つっき...うわ!]

爆発で兵が吹き飛ぶ。

ワーチ[くっ....あの低空飛行じゃ対空網にかからなかったんだ!!]

アロー[言ってる場合か! 兵数が多いわけでもないんだ! ここは突っ切ってでも、ええ?]

全身が機械化した女がゆっくりとやってくる。

セオロト[まずはフェニックス…いただきましょうか]


グラヂュアリが血に染まっていく。


クオーツェ[お前たち、ここはいいから他んとこ行きなさい]

スペリアル兵[はっ!]

生身の兵たちは散っていく。クオーツェはボロボロになったN.ジェイの首を掴んで持ち上げる。

クオーツェ[とんだ女もいたものだな。このまま首をへし折ってやってもいいが....あいにくと私はお前のような女が好みだ。どうだ、私の女になれば助けてやるが......]

N.ジェイ[わ...わかっ...た...]

N.ジェイは投げ捨てらる。

クオーツェ[ふう~....一気につまらん女になったなあ。もういいな]

クオーツェが大きな光圧式ブレードを背面から出す。

N.ジェイ[こっちだってお断りだサドやろおおおおおおーーーーっ!!]

N.ジェイは落ちていた手榴弾をクオーツェに投げつける。

クオーツェ[いい手癖だ!]

爆発と同時に爆煙の中から出てきたブレードがN.ジェイの顔をかする。

N.ジェイ[そう上手くはいかないか!]

N.ジェイは建物の中に飛び込む。

N.ジェイ[ハアハアハア、ペッ!]

血を吐く。

クオーツェは腕の動きを確認する。傷がついた程度で済んでいた。クオーツェはスコープで建物越しにN.ジェイの熱を感知する。

クオーツェ[女ってのはつくづくーーー]

クオーツェはブレードで建物を切り落とす。


N.ジェイ[やると思ったよ]

クオーツェ[ん?]


そこは風呂場だった。クオーツェの足元を水が流れる。

N.ジェイ[欠陥品が]

N.ジェイはスタンガンを水につける。

クオーツェ[女....!!]

電撃が水を伝わりクオーツェに流れる。クオーツェは各部を光らせ痙攣する。

N.ジェイ[いかれちまいな....]

ひとしきり痙攣したあと、クオーツェはN.ジェイを見て笑う。

N.ジェイ(ダメか?)

その時後ろからN.ジェイの頭上を通り越してクオーツェにミサイルが当たり爆発する。

N.ジェイ[!!]

クオーツェ[ノウッ!]

爆発と共にクオーツェは吹っ飛ぶ。

イソール[こっちだ!]

N.ジェイ[あ、あんた....誰だっけ?]

イソール[.......]


チッターの体は血まみれとなっていた。無数の死体が原型を留めない程に無惨に転がっている。

チッター[さて....目標のサイオウとやらはどこかなっと。もうやっちまったっけか]

デュアロ[バンプートオオ!!逃げっぞ!]

デュアロはバンプートを見つける。バンプートの手を引くがバンプートはチッターの前に飛び出す。

チッター[ああ? なんだあ?]

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ