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1話 天災の鎧

50話辺りまでは前フリのようなものですが、ちらほらと闘ったりもします。

背景の描写はくどいのが嫌いなので想像で補完してもらって結構です。

とにかくテンポよく、戦いに焦点を当てていきます。

1話 天災の鎧



北歴8098年....最北の街グラシウム。ここのスラム街に発明家マジス.コッタリンが住んでいた。彼には息子夫婦がいたがアラシア大陸で起きた戦争に巻き込まれ行方不明に。その息子ウィークスを引き取り暮らしていた。

ウィークス[じいちゃん!]デカイ機械が爆発した。

マジス[ごほっ、ごほっ...]

ウィークス[無理かもじいちゃん...弾を弾く人形なんて...]

マジス[....うんにゃ!できる! 戦争を止める為のもわしは生涯をとして造り上げてみせるぞ!]

ウィークス[.....うん、うんそうだね!天才マジスだもんね!]

マジス[ああ、一緒に頑張ろうなウィークス!]

ウィークス[うん!]

街中からは天災マジスとして軽蔑されていた。


其から2年後....

マジス[よし....大方、完成かな]

ウィークス[や、やった....やったねじいちゃん!]

マジス[この鎧がお国で量産できればきっと戦争は消えていく! ウィークス、長い事、ありがとうな]

ウィークス[な、なにいってんだよじいちゃん....じいちゃんはやっぱり天才だったんだよ!]

マジス[フッフッフ....アトデダチンヤロウ]

ウィークス[さっすがじいちゃん!(してやったり)]


その時だった。


外から大きい爆発音がした。

ウィークス[!?]

マジス[なんじゃ!?]

ウィークスはマジスの警告も聞かずに外に出る。街の入口では火が燃え、人が無残にも斬り殺されている。

ウィークス[は....う、うわああ.....]

日夜マジスを笑いの種にしていた住民達が....

ウィークスは家に急いで戻る。

マジス[くっ....急にこんなことに....ウィークス、この外れまで来るのには時間がある! 逃げるぞ!]

ウィークスは泣いていた。

マジス[ウィークス....悲しいのは分かるが]

ウィークス[違う! バカにされ続けてきたじいちゃんが...やっと認められるチャンスだったのに....!]

マジス[....仕方あるまい。ドランコ鉱山でひときわ赤い鉱石を発見し、解析した結果にわしは心踊り、ここまでたどり着けた。十分...満足じゃよ。ありがとう、ありがとう....]

マジスはウィークスの頭を撫でる。

ウィークス[うう...じいちゃん]

マジス[さあ、逃げるぞ! 荷物は最低限な!]

2人が家を出ると、青い鎧を纏った者が1人立つ。マジスはウィークスの前に出る。

???[ここか....ここに奴が]

その者は背から槍を抜く。

マジス[逃げろウィークス!!!]

ウィークス[い、嫌...だ...!]

青い鎧の男は目もくれず家に入ろうとする。

マジス[(あの鎧を敵の手には....!)]マジスは小さい爆弾を手にする。

マジス[お前らにわしの息子は....!]爆弾を家に向かって投げ、激しい爆発音と共に家は崩壊する。

ウィークスというのは弱点の塊という意味でつけたような記憶力があります。

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