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第050話「資源探査!会議?晩餐?」


 ピメント領主館、一階にある大会議室。


 普段は埃をかぶっているその重厚なオーク材の扉に、一枚の羊皮紙がペラリと貼られていた。

 そこには、私の直筆による、いささか勢いだけを重視した文字が踊っている。


『魔獣の森探索 作戦会議室』


 テープ代わりの飯粒で貼られたそれは、重厚な館の雰囲気を見事にぶち壊していたが、気にしない。

 何事も形から入るのが、私の流儀であり、ベンチャー企業の勢いというものだ。


「……で、お嬢様。

 これは一体、何の真似でございますか?」


 会議室の中央に鎮座する長机。

 その上座、議長席にふんぞり返る私に、呆れを通り越して無の境地に達したような視線が突き刺さる。

 声の主は、私の右腕であり、この領地の実質的な管理者である執事、ソルビトールだ。

 彼は片眼鏡モノクルの位置を指で直し、やれやれと溜息をついた。


「形から入るのよ、形から。

 今日はエリス……もとい、グルコース男爵との合同作戦の立ち上げ会議なんだから、雰囲気作りは大事でしょ?

 これから私たちは、未開の魔境に挑む探検隊になるわけだし」


 私は胸を張って答えた。


 今日の出席者は、私、エリス、そしてソルビトール。

 さらに護衛兼アドバイザーとして、元・死神こと庭師のサッカリンと、元・暗部の守銭奴侍女サラヤ。

 部屋の隅には、ソルビトールがどこからか連れてきた数名の文官(書記係)が、羽ペンを構えて待機している。


「我がグルコース領の資源開発に向けた合同作戦会議にご参加いただきありがとうございますわ。

 本日は、魔獣の森の視察計画について話し合いましょう。

 時は金なり、善は急げですのよ。

 皆さまの忌憚ないご意見を賜りたいので、身分等の差は考慮せず、自由に発言いただいて結構でしてよ」


 私の隣、来賓席に座るエリスが高らかに宣言した。

 彼女は新調した探検家風のドレス(機能性よりも見た目重視)に身を包み、やる気満々だ。

 王家からの手切れ金と、実家からの支援物資で潤っている彼女は、今まさに無敵の「スーパー起業家モード」に入っている。


「というわけで、今日は無礼講よ。

 身分に拘らず、思ったことは何でも言いなさい。

 ただし……」


 私は部屋の隅で控える文官たちに鋭い視線を送った。


「あくまでアイデア出しの場だから、失言があっても責任は問わないわ。

 だから、議事録に残す発言は『議事録に残す』と宣言してから発言すること。

 それ以外は雑談とみなすわね」


「承知いたしました。

 ……記録係の方々、今のお嬢様の指示通り、宣言がない発言は記録せぬようお願いします。

 インクと紙が無駄になりますので」


 ソルビトールが文官たちに指示を出す。

 どうせ備忘録としての議事録。

 文官たちが不安げに顔を見合わせているが、まぁこっちにはこっちのやり方がある。


「では、第一回ピメント・グルコース合同開発会議を始めます」


 私の合図で、とりあえず形だけの会議がスタートした。

 重苦しい沈黙が数秒続いた後、最初に口火を切ったのはソルビトールだった。


「……はぁ。

 お嬢様、また何の脈絡もなく急に始められましたな……。

 私、別件の決裁が山積みでして、あまり長い時間は取れないのでございます。

 ハラペーニョ工業地帯からの資材搬入報告の確認に、来月の予算編成、それに溜まっている領民からの陳情書の処理……」


 ソルビトールがいきなり業務上の愚痴から入る。

 当然、「議事録に残すよう」とは言っていないため、文官たちはペンを動かさない。


「仕方ないでしょ。

 エリスが『魔獣の森に行きたい、視察したい、今すぐ行きたい』って駄々をこねるし、鉄は熱いうちに打てかな~と思って」


「あら人聞きが悪いですわねパルス。

 わたくし、駄々などこねておりませんことよ?

 ビジネスチャンスを逃さないための迅速な決断と言っていただきたいですわね」


 エリスがたおやかに反論する。

 まあ、彼女の言う通りだ。魔獣の森の跡地(更地)を手に入れた以上、その周辺調査は必須事項。

 いつまでも他人の家の客間で寝泊まりしているわけにもいかないだろうし。


「……お嬢。

 俺もいいか?」


 不意に、サッカリンが貧乏ゆすりをしながら手を挙げた。

 その凶悪な面構えには、いつになく焦りの色が浮かんでいる。


「なによサッカリン。

 森の危険生物について何か知見があるの?」


「いや、そうじゃねぇ。

 さっき裏庭の剪定をしてたんだが、あとちょっとってところで呼び出されたんだよ。

 早く戻っていいか?

 枝のバランスが中途半端だと気になって仕方ねぇんだけど……」


「ダメよ。

 アンタ、元々は傭兵でしょ?

 森の危険度判定にはそういう観点が不可欠なの。

 庭木の心配はもっともだけど、今は私たちの命の心配をしてちょうだい」


 私は即座に却下した。

 この男、最近は本業(戦闘)よりも副業(庭師)の方に魂を売っている気がする。

 平和なのは良いことだが、いざという時の殺気まで剪定されては困るのだ。


 私は隣で澄ましている侍女に矛先を向けた。


「サラヤは暇でしょ?

 どうせ厨房でお茶菓子つまんでただけじゃないの?」


 すると、サラヤは眼鏡の位置をクイッと直し、心外だとばかりに眉をひそめた。


「とんでもございません。

 私も、スイーツ情報のまとめや、食後のデザートの毒味、および新入荷した茶葉の毒味等、分刻みのスケジュールで毒味の作業が詰まっております」


「勝手に食ってんじゃないわよ!!」


 私は机をバンと叩いた。

 毒味という名の実食ばかりやってるわよねこいつ。

 最近、私の知らないお菓子が厨房から消えている怪奇現象の犯人は間違いなくこいつだ。


「アンタ、太るわよ…?」


 サラヤがそっと目線を反らす。

 本人も気にしているらしい。


 ……ダメだ。

 誰も集中していない。


 ソルビトールは手元の手帳でスケジュールの再計算をしているし、サッカリンは窓の外の庭木を睨んでいるし、サラヤに至っては虚空を見つめて今日の夕飯の献立でも考えているような顔だ。

 書記係の文官たちも、ペンを動かすことなく、所在なげに視線を彷徨わせている。

 これでは時間の無駄だ。


「……もういいわ。

 これじゃ建設的な意見なんて出ないわね。

 リスケしましょ」


 私は椅子に深く持たれかかり、提案を変更した。

 硬い椅子に座ってしかめっ面をしていても、良いアイデアなんて浮かばない。

 前世のブラック会議で学んだ教訓だ。


「今晩、ディナーミーティングで全員で食べながら話しましょう。

 美味しいものでも食べて、酒でも入れば、少しは前向きなアイデアも出るでしょ」


「なんだ?

 俺たちまで参加して、酒まで呑んでいいのか?」


 サッカリンが身を乗り出す。

 現金な男だ。


「いいわよ、酩酊しないならね。

 あと、暴れて家具を壊さないこと。これ絶対条件よ」


「赤んぼうじゃあるまいし。

 軽く飲む程度で酔いつぶれたりはしねぇよ」


「デザートもありますか?」


 サラヤが真顔で食いついてくる。

 目がマジだ。


「いつもあるじゃない。

 だいたいアンタ、無くても勝手に出してきて食べてるでしょうが。

 私の分まで食べたら給料から天引きするからね」


 私は呆れつつ、エリスに向き直った。


「エリスはどう?

 堅苦しい会議より、身内でワイワイやる方が性に合うと思うんだけど。

 これからの長い付き合いになるんだし、腹を割って話しましょうよ」


「あら、楽しそうですわね!

 是非そうしましょう!」


 エリスがパンと手を叩き、嬉しそうに微笑んだ。

 公爵家での堅苦しい作法に慣れてはいるものの、こういった趣向の違う食事に興味津々なのだろう。


「では、本日の夕食は当家――グルコース家の料理人を呼んで、準備にあたらせますわね。

 王都から連れてきた腕利きですのよ!

 食材も、実家から送らせた最高級のものを使わせますわ!」


 その言葉を聞いた瞬間、私の左右に控える二人の従者の反応は劇的だった。


 「「お嬢(お嬢様)、俺も(私も)それで頼むわ(お願いします)」」


 サッカリンとサラヤの声が、見事にハモった。

 私の屋敷の料理(主にイノシシ肉中心の男飯)よりも、公爵家由来のシェフの料理の方が期待値が高いと即断したらしい。

 ……まあ、否定はしないけど。

 うちの料理番も腕はいいが、繊細さという点では王都のシェフには勝てないだろう。


「……アンタたちねぇ。

 主人のメンツとか考えないわけ?

 ま、いいわ。私も楽しみだし。

 じゃあ文官たちは解散!」


 私が手を振ると、文官たちがホッとした顔で退室していく。

 結局、手元の紙には一文字も書かれていなかった。

 真っ白なままだ。

 日付とかだけ書いてあっても困るし、ある意味なにもしないでくれてラッキーだ。


「ソルビトール、彼らに日当はちゃんと払っておいてね。

 拘束時間は労働よ。

 成果物がなくても、時間を奪った対価は払うべきだわ」


「承知いたしました。

 ……やれやれ、最初からこうすればよろしいのです。

 お嬢様は、こういう部分に関しては良い采配をされますな」


     ◇


 そして、その日の夜。

 領主館の食堂は、いつもより少し豪奢な空気に包まれていた。

 シャンデリアの光が増量され、テーブルクロスも新しいものに取り替えられている。


「乾杯!」


 グラスが触れ合う音が響く。


 テーブルに並ぶのは、エリスが連れてきた料理人が腕を振るったフルコースだ。

 前菜のカルパッチョ、濃厚なポタージュ、そしてメインディッシュは柔らかな仔牛のロースト。

 イノシシ肉も使われているが、繊細なソースや付け合わせの彩りが、いつもの質実剛健なピメント料理とは一線を画している。


「うめぇ!

 やっぱ王都仕込みは違うな!

 このソース、何が入ってんだ?」


 サッカリンが上機嫌でワインをあおる。

 普段は無骨な彼も、美味い飯と酒の前では相好を崩している。


 サラヤも無言だが、凄い勢いで皿を空にしている。

 彼女の皿から料理が消える速度は、もはや手品に近い。


「ふふっ、お口に合って良かったですわ。

 シェフも張り切っておりましたもの」


 エリスも満足げだ。

 和やかな空気の中、食事が進み、メインディッシュが終わった頃。

 少し酔いが回ったのか、頬を染めたエリスがおもむろに口を開いた。


「そういえばパルス。

 森の視察の件ですけれど……。

 実はわたくし、面白いものを持っていますの」


「面白いもの?」


 私がグラスを傾けながら聞くと、エリスは控えていた侍女に合図をして、一枚の大きな羊皮紙を持ってこさせた。

 テーブルの上に広げられたそれは、この辺り一帯の詳細な地図だった。

 だが、ただの地図ではない。

 あちこちに赤いインクで書き込みがされ、付箋のような紙片が貼られている。


「その地図の形…、それって魔獣の森のやつじゃない?」


「ええ、そうなのですわ。

 実はこれ、チクロさんがいらしたときに、色々と書き足してくださいましたのよ?」


「書き足した?

 あのエリスのところでの滞在期間で?」


 私は身を乗り出した。


 あの最強(最恐)のチクロが?

 彼女のことだ、ただの落書きであるはずがない。

 とは言え自分も魔獣の森に関してはホリスイの時の記憶がある。


(たしか狼上位種の銀狼とか、サーベルタイガーとか、サイクロプスとかだったかしら?)


「それ、見せてもらってもいい?」


「モチロンですわ……あ!」


 エリスが口元を手で覆い、しまったとばかりに目を丸くした。

 その反応は、明らかに「言ってはいけないことを言ってしまった」人のそれだ。


「パルスには内密にって言われておりましたのを失念しておりましたわ!」


「……は?

 内密?」


 私の目がすぅっと細くなる。

 私に隠し事?

 あのチクロが?


「え、ええと……。

 『これをパルスに見せたら、絶対にズルいとかチートだとか騒ぐから見せないほうが…』と。

 まあ絶対に見せるなという話ではなく、反応が面倒臭いからというか……」


(あんにゃろう……!)


 私は内心でチクロに悪態をつきつつ、表面上は聖母のような慈愛に満ちた笑みを浮かべた。

 心の中で拳を握りしめながら。


「え~、なによそれ~。

 私が地図くらいで、そんなこと言うわけないじゃない。

 水臭いわよエリス?

 私たちは『なかよし同盟』、隠し事なし、秘密なし。

 チクロも意地悪よね、もう少し私を信用してほしいものよ」


「そ、そうですわよね!

 パルスに限ってそんな……。

 どうぞ、ご覧になってくださいませ」


 エリスはあっさりと地図を差し出した。

 チョロい。

 友情という言葉に弱すぎる。

 私はニヤリと笑い、地図を奪い取るようにして覗き込んだ。


「どれどれ……」


 そこには、精巧な地図の上に、チクロの特徴的な走り書きで、幾つもの『〇印』と「注釈」が書き込まれている。


「……えっと。

 〇と魔物の名前が書いてあるわね、結構な数で……。

 もしかして、この場所に、この魔獣が発生するの?」


 私が震える声で尋ねると、エリスは無邪気に頷いた。


「ええ、そう仰ってましたわよ?

 『ここに行けば必ず湧くから、狩り放題よ。素材集めが捗るわね』って」


 その言葉を聞いた瞬間。

 私の理性という名の堤防が決壊した。


 バンッ!!


 私はテーブルを思い切り叩いて立ち上がった。

 食器が跳ね、グラスのワインが揺れる。


「ズルい!

 チートだ!チート!」


「きゃっ!?」


「なによこれ!

 ぜんっぜん私の知ってる魔物じゃないじゃない!

 完全な新マップ、攻略本の袋とじよ!

 あいつ、最初から別ゲーだって知ってたんじゃない!」


 私は叫んだ。


 やはりチクロは「ホリスイ2」の情報を把握している。

 これは、ゲームの攻略情報に違いない。

 未知の森を探索するリスクをゼロにし、利益だけを確定させる魔法の紙切れ。


「ふふ、やはりチクロさんの仰った通りになりましたわね。

 パルス、顔が怖いですわよ?」


 エリスは面白いものでも見たような顔だ。


「……お嬢様。

 それで、その地図は役に立つ情報なのでしょうか?」


 冷静にデザートのプリンを食べていたサラヤが尋ねてくる。

 彼女にとって重要なのは、私の感情ではなく「利益」のみだ。


「……立つわよ。

 役に立つどころか、宝の地図よ!」


 私は悔し紛れに地図を睨みつけた後、深呼吸をして落ち着きを取り戻した。

 怒っても仕方がない。

 重要なのは、この情報を使ってどう稼ぐかだ。


「ちょっと待って、もう一回内容確認してみるわよ…

 どれどれ?」


『ポイントA:ロックバード』

 ――ダチョウの魔物。岩っぽい色をしている。走るのが速い。


「ダチョウの魔物って、ただのダチョウじゃない!

 ……まあ、馬の代わりに走らせる分には使えるかしら?」


 ――ドロップ:素材交換チケット


「うーん…ゲームの時のドロップ情報ね。

 これ、倒してもチケット残して消えるなんてことないわよね?

 まぁ鉄甲イノシシはちゃんと獣として食べられるし、ゲーム内とは違うわよね…きっと」


 私は次を見る。


『ポイントB:ダブルカラースネーク(二色蛇)』

 ――実態:背中が茶色、腹が白いただの蛇。特に能力なし。毒もない。


「……ッ!」


 私は思わず地図を卓上に叩きつけそうになった。


「ちょっと!

 これ絶対元にした『錦蛇ニシキヘビ』の漢字間違えてるでしょ!

 『二色蛇』って!

 そのまんまじゃない!

 背中と腹の色が違うなんて生物として普通よ!

 制作陣、漢字弱すぎじゃない!?」


 思わぬところでの制作裏話(開発者の学力不足)の発覚に、頭痛がしてくる。


 ――ドロップ:ふくびき券


「ちょっと…このパプリカ領のどこで『ふくびき』ができるのよ?

 まさか王都にあるの?

 エリス、『ふくびき』って知ってる?」


「いえ、存じ上げませんわ?」


 突然の質問にエリスが不思議そうな顔で答える。


(まぁそうよね…ゲームだけの設定か)


 気を取り直して、三つ目を見る。


『ポイントC:メイプルアント』

 ――巨大なアリ。メイプルシロップ味の蜜を出す。本体も甘い。


「……甘い?

 え…本体も?

 って虫の方も食用!?

 私はあんまり食べたくないわね~

 これはサラヤが毒味してくれるのよね?」


「まさか、お嬢様を差し置いて新作を食すなどありえません」


 目を泳がせながら、冷静な風を装うサラヤ。


「毒味で主人差し置かないでどうするのよ。

 楽しみにしてなさいよ、嫌って程毒味させたげるから」


 甘味に目がないサラヤでも、さすがに虫は食べたくないようだ。


(流石に名前通りのメイプルシロップとかドロップしそうよね)


 ――ドロップ:イノシシの肉


 今の自分はきっと、とても嫌な顔をしているだろう。


(ドロップがイノシシの肉?

 なんで?アリなのに?

 ゲームでよくある関係ないもの落とすアレってこと?)


「イノシシの肉は腐るほどあるから要らないわよ!」


 余りのゴミ情報に、息を荒くして心の声を叫んでしまった。


 皆が『またコイツは…』って顔でこちらを見ていた。


 淑女として恥ずかしい限りだ。

 ドロップ情報は参考にならないが、出現ポイントや種類は非常に参考になる。


(何か、思ってたよりカスッぽい敵が多いわね…

 ホリスイ2だと素材収集マップになったのかしら?)


「うん、まぁ今のところは『準・宝の地図』ってところだったわ。

 とにかく。

 ここに行けば、確実に新種(新商品)が手に入るってことで期待できるわね。

 ……上等じゃない。

 チートだろうがゴミだろうが、何だって使えるものは使う。

 骨までしゃぶってやるわ!」


 私は地図を指で弾き、ニヤリと笑った。

 新しい「資源」の場所は割れた。

 どれも金になる予感がする。


「明日、早速現地へ向かうわよ!

 ソルビトール、多少使えそうな人員を揃えておいて!

 大規模な『収穫祭』の始まりよ!」


「畏まりました。

 人手と荷馬車の手配、抜かりなく」


 こうして、グダグダな会議から始まった一日は、チクロの置き土産(チート地図)によって、新たな事業への号砲となったのだった。


※2026/03/12

 微修正

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