表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/41

1話:探索者ユーマ

プロローグから少し遡ります。

俺は今日、未知の遺跡を発見した。

 

 発掘協会に入って二年、自分の足で未発見の遺跡を見つけたのは、これが初めてだ。


 「おじさんに、いい土産話ができるような遺跡ならいいんだけどな」


 俺が十七歳で、単独探索を任されているのは──

 

 故郷の外れに住んでいた、元発掘協会員のおじさんのおかげだ。


 もし、おじさんの教えがなければ、俺なんて下積みのまま。

 

 いや、そもそも今頃は遺跡探索なんてやめてただろう。


 俺のアドバンテージは、遺跡の知識だけだ。

 

 体力も魔力も平均的。

 

 見た目なんて、帝国のどこにでもいそうな、平凡な青年でしかない。


 ──だからこそ、遺跡探索はワクワクするんだ。

 

 普通じゃないものに、俺は出会えるかもしれない。


 「お前、なんで変なとこだけ勢いいいんだよ」

 

 ……おじさんによく言われたっけな。


 さて、肝心の遺跡だが──

 

 様式から見て、これは古代の兵器工廠へいきこうしょうらしい。


 ガーディアンの出現は覚悟している。けど、去年奮発して買った“携行型雷球兵装”がある。

 

 あれがあれば、中小型くらいの相手なら対応できるはずだ。


 入口は狭い。つまり、大型は出ない。


  小型はシールド兵装で防げるし、中型なら、グラップリングガンを併用すれば回避できる。


 ──よし、行くか。


 俺は、少しだけ緊張しながら、その未知の遺跡へと足を踏み入れた。



最後まで読んでくれて、本当にありがとうございます!

もし、ちょっとでも「面白いじゃん!」と思っていただけたら、 ↓の【★★★★★】を、ポチっと押して応援していただけると、作者が、本気で泣いて喜びます…!

ブックマークも、ぜひぜひ、よろしくお願いします!

また次回、お会いできるのを楽しみにしています!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ