プロローグ
初作品です。よろしくお願いします。
いま俺の目の前には、これまで見たこともない――いや、“完成されすぎている”とすら思える遺物があった。
赤黒い金属光沢を放ち、まるで剣のような形状をしたそれは、ただ静かに横たわっていた。
「こんな遺物、おじさんの話でも聞いたことない……魔剣、じゃないよな」
大型ガーディアンに歯が立たず、逃げるように落ちた先。
この部屋には出口も、他の道もなかった。ただ、そいつだけがあった。
息を飲み、俺はそいつの“柄”に手を伸ばす。
その瞬間――
「融合……せよ……全て……を……」
頭の中に、掠れた、だが確かに“声”が響いた。
「……ユニオン……ソード……?」
「これが名前……なのか。まさか、魔剣……!?」
次の瞬間、信じられない量の“剣技”と“記憶”が、怒涛のように流れ込んできた!
「ぐ、ああああっ……頭が、割れる……!」
意識が闇に落ちる中、俺の全身は光に包まれ、どこか別の場所へと引き寄せられていった――。
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