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第6毛 ピカピカ
シ「ところで、その目につけているものはなんだ?」
ア「ああ、これは『シャダーン』というもので、陽光や過度の光を遮ります」
シ「ほう」
ア「大変おこがましいですが、勇者様のご尊顔を見るには、こちらをつけないとあまりの輝きに…」
パ「ここまでピカピカだとは思わなかったよ」
シ「誰のアタマがピカピカだ」
パ「だからアンタだって」
ア「パンテーン!!勇者様に向かってそのような」
シ「いや、別に話しやすい口調や態度で構わない。アーデランス…アーディと略しても良いかな?私のことも、シゲルと呼んでくれ」
ア「なんてお優しい…は、はい、ではこのアーディ、今後はシゲル様とお呼びしますわ」
パ「アタシはシゲルで。アタシの事は好きに呼んでいいよ」
「うむ。パンt…貴殿の名は略すと色々な界隈からクレームがありそうだから、そのままパンテーンと呼ぼう」
「??なんのこと?」
「こっちの話だ」