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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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687/709

第684毛 初対面


……


………


それから俺は


色々とあったけど


依頼をこなしてきた。




そして





勇者様とお会いする。






勇者様



勇者シゲル様は




仕上がった肉体はもちろん



自信に満ち溢れているというか



物凄い威厳で




何だか



自分が恥ずかしくなるくらいだった。




だけど




いや




だから




俺は




勇者シゲル様についていきたい




俺は




半端者じゃなく



しっかりと家族を



皆を支える事ができる存在に





……


………



※第304毛 整理

及び

第344毛 番人/守護者 エイムダルの評価File.2

捜査/操作の録


から

第584毛 胸中


までの出来事






ラックス「………(モイスチャーさん、後は任せましたって、なんで俺に…)」


エクステ「…ぅぅ〜ん……」ゴロッ


ラ「!!」ビクッ



エクステ「…ぅ…ぅう……行かない…で……だめ………」


ラ「!?エクステさん??」


エ「………」スースー



ラ「………寝言か……」




………


……フ……タ……



ラ「!!お前……」




……フタ……イル…ナカ……



ラ「え??」


……ナカ…イル……ダレカ………ナニ……カ



ラ「! エクステさんの『ナカ』にってことか?」


……エク……エクステ……ナカ……イル………ミテル……エクステ……ミテル………


ラ「………そう……なのか………」



ラックスは


エクステの寝顔を見つめる。



ラ「………(エクステさん……いつも明るくて、俺なんかにも気さくに絡んでくれる良い方だ……そんな彼女が………ひょっとすると………俺みたいな………悩みを………)」




……ラックス……ラックス……



ラ「………」


……ラックス………カラ……カラス……カラ…



ラ「! 前にも言っただろう!!勝手に枯らすな!!エクステさんには……エクステさんの悩みがあるんだろう……それに……踏み込むのは……」



……ラックス……セイ……


セイ……チョ……



ラ「? ……俺の成長? …いや、俺はまだまだだ。…だから……エクステさんが話してくれるまでは……俺からは………」


ラックスは


両の拳を強く握った。








……


………



キュレル「………」スースー………


メトリー「…ふふ…明日はいよいよ、創作の都の主様と会う、という事で浮足立っていましたが、やはり肝が据わっていますね…。もうぐっすり眠っています」



※第463毛 前面

にて

アーデランスが回想していた刻における

別の場面での出来事



メトリー「………(最近……ラックスのナカにいる『あの者』は、私のもとに来ていません……。ラックスと、折り合いがついたのでしょうか……それとも……)」



メトリーは暫し考え




スクッ



立ち上がり


部屋を出る。



メトリー「(ラックスの様子を見に行くべきか……いや、落ち着いて眠っているなら、それにこしたことはありません…)」



そうした考えを抱きながら


ラックスの部屋が見える所まで歩みを進めると



メトリー「……!!」




ラックスの部屋の前に



ラックスと思わしき者が俯いて立っていた。




メトリー「……(あれは……ラックス…ではなく……?) ラ」


メトリーが声を掛けようとした


刹那




シゲル「む?」




メトリー「!!」




反対方向から



勇者シゲルが現れる。





ラックス?「……………」



シ「……………」ツカツカ





シゲルは



何故か



ラックスと思わしき者へ『話しかけず』




近づく。




メトリー「………」サッ



メトリーは何故か反射的に



廊下踊り場へ身を隠す。





シ「………」ザッ




ラックス?「……………」











シ「こんばんは。『はじめまして』かな。ミノキシゲルです。フサフサです」




メトリー「!!!!」




「……………」



その者はゆっくりと顔を上げ








「……………ハ………ゲ……………」




シ「誰がハゲだ」

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