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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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第645毛 瀬戸際

シャカ「声?」


エルター「…うん………『枯らせ』っていう……」


シャカ「!! それは………」


エルター「うん…でもね………なんだか、悲しそうな……『感情』も………伝わってくるんだ……」



シャカ「!?」



エルター「………シャカくん………私から離れた『ナニカ』は、怒っているように、君にはミエタかい?? ………それとも……………」



シャカ「……………」



レノア「シャカ様?? ………」



シャカ「………確かに……何ていうかな……。『空虚』とうか、空しさ、のような感じには『ミエタ』けど………俺っちには正直、『行き場のない怒り』の方がより強く、感じたよ…」


エルター「………そっか………それも……あるよね………」



シャカ「…エルタん、どういうことだい? ラックスくんの中に居る『ナニカ』は、ラックスくんの中に居る状態でミタ限りだと、大きな変化はしていなかった……。何か、例外が発生したとしか思えないな」



エルター「うん………多分……だけどさ………ぅっ………」


シャカ「!!」


イヴ「!!より強く『緩和』します……!!」


レノア「………イヴ、あなたは大丈夫ですか?」


イヴ「…っはい……全然へっちゃら……!!」



レノア「………」ホッ


シャカ「……無理は禁物だよエルタん…。とりあえず、対処ができそうな情報だけくれるかい?」




エルター「………ハァ…ハァ……うん………。…多分だけどね………」






エルター「……『ナニカ』が『枯らそうと』してるのは……ラックスでも、私でもないと…思うんだ……」


レノア「!!!!」


シャカ「? それは………っ!!…まさか……」


イヴ「!! ………お腹の………赤ちゃん…!?」



エルター「…………感じるんだ………キュレルの………ミタマ(この場合、生命)が……『薄くなって』いるのを………」


シャカ「!!!! っく………それは………」



リンッ




シャカが




エルターを見据え







『ナカ』に入る。





……




シャカ「!!!!!! …くそっ………そういう…ことか……」ギリッ


イヴ「………オシャカ様……まさか……」


レノア「……………」




シャカ「………キュレルちゃんが……枯らされてる………なぜだ………なぜ………」



エルター「……………シャカくん………」


シャカ「……………」


イヴ「っ……何か………打つ手は………」





レノア「………シャカ様。それにイヴ」


シャカ&イヴ「「!!」」




レノア「…いま、我らがボタニストのひとりを呼んでいます。『決して派手な入室をしないよう』伝えたうえで。…彼女が来たら、始める必要があります」



シャカ「……始める?」



レノア「はい」







レノア「キュレル様を、出産していただきます」






他方


『兎の眼』『兎の耳』『共鳴りの鐘』にて、別室で状況を見聞きしている3名




ヴィオレ「………」←あまりの出来事に絶句


ベル「……………」←泡立てられたままだが状況が状況だけに何も言えない


エリザベス「………」←というか人間体に戻っていれば追い出されることはなかったのではないかと今更思いつつ状況が状況だけに沈黙

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