表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

632/706

第629毛 エルターズ・オリジナル.13 特別

……………


ジャック「これより、私ジャック・サンセイが、不死者様の希望『不死というチカラを捨てることができるか』について、調査致します。この際、この内容を秘密裏に行う必要があるため、行動の見守り兼介入の抑止として、エリザベスさんの『眼』、具体的には『二兎一兎にといっと及び『兎の耳』を使用していただきます』」


エリー「わかりました」



エルター「あ、あの…」


ジャック「はい」



エルター「エリーさんのお力って…」



ジャック「はい。彼女のチカラ『二兎一兎』は、『欲』が複数ある場合、満たすことができぬよう誘導することができる、というものです。また『兎の耳』については、本来の『眼』のチカラとは少し異なるのですが、私と同様、『噂』を含めた情報収集に特化したチカラです。このふたつにより、私の後方支援をしていただく形です」




エルター「な、なるほど…」




ミダレ「『二兎一兎』は、特に強力なんだよね~。邪悪なヤツらってさ、基本的に欲まみれだから、ハメやすいんだよ」




エリー「………」




ジャック「では、これより調査に入らせていただきます。先ほど、御時間を頂戴します、と話しましたが、とりわけリーブの民は『寿命』が我々と違う。不死者様であれば、なおさらですね。そのため、極力迅速に取り組ませていただきます」




エルター「うん! ありがとう!!」




ジャック「いえ。…それでは、これにて一端解散でしょうかミダレ様」




ミダレ「うん。そうだね~。ちょっと無理を言っちゃったけど、よろしくね!♪」




ジャック「承りました」




エリー「…はい」








そして




ジャックとエリザベスが退出を…






エルター「…あっ!!」




ミダレ「?? 不死者、どうかしたの~???」




エルター「…ぁ、ぇっと…その…」モジモジ…




ミダレ「ん~?? なになに~?♡」






エルター「…その…名前…を…」




ミダレ「名前?」




エルター「…うん。…その、リーブの民…スカルプ…君にね、不死者だったら、わかりにくいかなって思って…名前を、決めたんだ」




一同「「「!!!!!!」」」



エルター「!! だ、だめかな……??」


エリー「………」


ジャック「駄目という訳ではありません…が……なるほど……」マジマジ…


エルター「!?」



ミダレ「ウフフフフ…すっごいね不死者!!♬ メロメロじゃん♡♡♡ 名を改めるなんて、特にアタシ達はほとんどしないよ♪ これは是非とも結ばれてほしいね〜♡♡♡♡♡」


ジャック「……確かに………そうですね………」


エルター「え……///」


ミダレ「あっ、それでそれで?? なんて名前にしたの〜??」




エルター「う、うん。………『エルター』って、名乗ってるんだ」







……


経緯を説明中




………



ミダレ「へ〜。なんかロマンチック(魅力的)だね〜♡♡♡」


エリー「………」


ミダレ「エリーちゃんも羨ましいでしょ??☆」


エリー「っ! …そのような事はありません」プイッ



ミダレ「あっはは♡」


ジャック「……では、今後、不死者様の事はエルター様とお呼び致します。…場合によっては、セカイにも知らせましょう」


エルター「!?え!?」


ジャック「『不死』をお捨てになる事ができたらの話です。その場合は、エルター様の名の方が、色々と『やりやすい』かと」


ミダレ「確かに〜♪」


エルター「あっ…な、なるほど……」



ジャック「ではエルター様、これにて、調査のため行って参ります」ザッ


エルター「あっ、はい!!お願いします!!」ペコッ



エリー「……………」


ミダレ「エリーちゃん、悩ましげ〜??」



エリー「………いえ……私も、これで失礼します」スウッ



エルター「はい! ……!!」



シュゥゥ………





チョコン


エリー「では………」ピョコピョコ




エルター「………エリーさんって……いったい………」



ミダレ「あはは♡ いずれ教えるね♡♡ 『本人』からの許可が出たら♪♪」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ