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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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618/742

第615毛 『ミル』


……


………



コンコン



ラックス「!! はい!」


エルター「ラックス、私だよ。…入っても良いかい??」


ラ「あ、はい母上!!」



ガチャ




エルター「ラックス………大丈夫??」


ラ「は、はい! もうすっかり………???」




リンッ…





ラ「…!?」ザワッ




ラックスの全身の毛が



何かに怯えるような



何かに『ミラレル』ような



奇妙な感覚により




逆立つ。





そして





シャカ「やぁやぁ☆ はじめまして〜♪」ヒョコッ


ラ「!?」ビクッ



エルター「ラックス。いきなりごめんね…。ええと、きいた事はあるかもしれないけど、このかたは、シャカ☆リッキー(ゴータマ・イジッタールタ)様だよ」


ラ「!?え!?あ、あの、オシャカ様ですか!?」



シャカ「おっ♪ 俺っち、やっぱ有名だね〜♬」


ラ「……………」プルプル



エルター「あっ、そんなに緊張しなくてもいいよ。ええと、シャカ様とは以前にも助けて貰った事があるんだ。それで、体調が優れないラックスの相談をしたと言う訳だよ」


ラ「ぇ…ぁ…そ、そうなのですね………」


シャカ「そういうこと♡ って事でラックス坊や、ちょ〜っと良いかい??」ズイッ



ラ「!!」ビクッ






リンッ………






シャカ「ちょ〜と『ミル』よ〜♡」






ラ「…え…………ぁ……………」




シャカが




ラックスに目線を合わせる。






ラックスは






シャカの目を





見つめ返し……………








ズ…





ズズ……




ズズズ……






〘枯らせ〙



!!




〘枯らせ。枯らせ枯らせ枯らせ枯ら〙


〘〘黙ろうか〙〙



……!?




〘…枯らせ枯らせ枯ら〙


〘〘君は君として動くべきじゃない。君は、チカラだ。チカラは、使い手によって変わるんだよ〙〙



〘……枯らせ!!〙ヴンッ

 

〘〘!! っつ……〙〙


バンッ





……



シャカ「……っふぅ………やれやれ……」ツー


エルター「!!!?」



シャカの両目から



僅かに『血』が垂れる。



ラ「…ッハ…!! お、俺は……いったい………」


エルター「ラ、ラックス………シャカ……さま…だ、大丈夫……??」ワタワタ



シャカ「…ハハハ…何とかね………。ラックス君」


ラ「は、はい!!」



シャカ「………君……凄いね……。君は………かなりの傑物だよ」


ラ「……え?」



シャカ「………ふぅ……突然オジャマしちゃって、悪かったね☆ とりあえず、このまま安静にするといい。…また後日、様子をミに来るね♪」


ラ「えっ、あっ、は、はい!!」ペコリ



シャカ「うんうん♬ それじゃ、エルターさん、一緒に出よっか♡」



エルター「! あっ…え…あ、うん………」


ラ「……………」ジー




そうして




シャカとエルターは


ひとまず



ラックスのもとから離れた。


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