第600毛 考察/感謝
ラキ「まずは…そうだな、一番重要な事から先にやろうかな」
ヘラ「……………」
シ「…と、いうと、もしかして、私からでしょうか?」
ラキ「うん☆ みんな、一番知りたいと思うからね。さっきも言ったように、シゲル君が考えている事をそのまま、聴かせてくれるかな」
シ「わかりました」
一同の視線がシゲルへ集まる。
鉄壁三人衆「「「………(この方が……勇者シゲル様……モジモジお姉様の……モジモジの原因………)」」」ジー
パンテーン「………(な、なんかあの3名、シゲルへの視線がアツくないかな…??)」ハラハラ
シ「では、考察…といった、だいそれたものではないですが、まぁ簡単に、私の考えをお話しします」
ラキ「お願いします」
空気が
ピリつく。
シ「はい。これまで、様々なスキルやチカラ
、神がかりな奇跡とやらを、見て、体験してきました。これらと、今この瞬間まで私が知り得た、このセカイについての情報を合わせると、こんな感じの考えになります」
シゲル「…少なくともこのセカイのカミとやらは、私達の世界を含め、『異世界に行きたい』のではないでしょうか?? そして更に言うと、異世界もろとも、支配したいのでは??」
ザ……
ザワッ………
ダカラ「!!!!」
空気が
ヒリつく。
空間が
乱れたような
歪んだような
奇妙な感覚が各々に駆け巡る。
パ「……………え?」
シャルル「……………」
シ「『ダメージリペア』『エクストラダメージケア』『スーパーリッチ』、まずこれらの回復系は、転移等の際か、あるいは転移後の回復の為。『植え込み』『目移りの至り』『アンロック(イシキうつし)』『カラーリング』等は、転移の仕方についての可能性の拡張。つまりは、『カラダごと転移できないなら、意識やミタマだけでも』的な感じですね。この理屈で言うならば、コーデルワイス氏がマカイ等にとって必要な理由もわかります」
ヨル「え???」
シ「ラキ氏が挙げてくれた他の疑問とも多少、被りますが…マカイ、そして魔王は、異世界の者である可能性が高い。であれば、魔王を『消滅させずに帰還させる』手段のひとつとして、コーデルワイス氏の召喚は、非常に『参考になる』のではないでしょうか」
コーデルワイス〘……………〙
シ「話を戻します。その他、まぁ分かりにくいものもありますが、だいたいのスキルやチカラは『異世界転移』に関連付ける…もっと言うと『異世界転移のための備え』である可能性が高いと私は考えます。…いかがでしょうか??」
…………………………
コモルル「シンシューク様〜!! 600話達成の記念マークをオシリに刻みました!!♡」ダダダダダ
シンシューク「!! こっ、来ないでください!!」ドドドドド
イヴ「むぅ…コモちゃんまた抜け駆け…作者はカミが抜けかけ…」
ハヤメ「イ、イヴちゃん…作者様になんてことを…アワワワワ…それに、抜けかけじゃなくてキレイさっぱり無いハズじゃ…」
ヴィオレ「あっはは♬ ハヤメさんが一番残酷っすね♪」
ハルト「……おい……こんなコメントしてる時間は……」
ベーグル「確かにな。だがまぁ、これから俺たちの活躍が描かれるんじゃないか?」
レノア「行き当たりばったりの作者なので、原稿もアタマみたいにまっさらのようですよ」
コーボ「ええ〜?? 使えないハゲだね…」
ウェーボ「ここからはラックス君の覚醒と、セカイの仕組みについて深掘りされていくので、より物語が膨らみますね」
テーセウス「まさに『拡張』だな。私も誇らしいよ」
アリガトネ「これもひとえに、皆様からの『有り難い』支えのお陰です」
イカレス「……ねぇオジサン…今なら、まとめて捕らえられるんじゃ……」ヒソヒソ
???「………好機となり得るか……うむ………」ヒソヒソ
〘記念 の 場を 乱すのは だぁれ??〙
ハテナ「相変わらずミーダちゃんキッビし〜♡」
ベル「……………破茶滅茶ですね………」
ボールド「まぁ今日くらいは良いんじゃねぇか?」
ひとえに皆様のお陰です。
引き続き、どうぞよろしくお願いモウし上げます。←猛暑で照り返しのハゲしい作者




