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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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567/709

第564毛 手玉/木霊

その




存在は




浸食を許さない。




『乱れ』を許さない。




乱すものは




乱し返す。






『彼女』は………













シンシュ「…っ…くそ…来てしまったか…」




エ「お、お父…さん…なんか…変…アタマというか…カラダ? に、直接、声が、響いて…」ブルブル




シンシュ「エクステ。『気』を乱されるな。…大丈夫だ」




エ「……」ブルブル






〚私の 場を 乱すのは だぁれ?〛






???「…『オニガシマのヌシ』よ。お前の場を乱したわけではない。これは、我々の問題だ。お前は関係ないし、我々はすぐに、この者たちを連れて去る。それで」




〚私の 場に イシキだけで来て 何を してるの?〛




???「…っ…。お前には、関係ない」




〚場を 乱そうと してるの?〛




イカ「あ~もう!相変わらず話が通じないな! 違うって!運悪くアンタの場との『境目』だっただけで、乱したわけじゃないから! だからもういいでしょ??」




〚場が 多くのチカラで 乱された。 私の可愛い子たちが 怯えている〛




イカ「だから違うんだって!!そんなつもりは」




〚私の 場を 乱した者 許さない。  乱した者は 乱し返す か 私のもとで 教育 する〛




???「…(…相変わらず、話が通じんな…。早急に撤退せねば…)オニガシマのヌシよ…」




ウェーボ「乱したのは、僕です」






???「!!!」




イカ「!!え!?」






シンシュ「!!」




エ「え!!?お兄ちゃん!?」






その空間が




また




僅かに




歪む。






〚私の 場を 乱したのは あなた??〛






ウェー「…はい。僕です。僕が乱してしまいました」






エ「お兄ちゃん!?なに言」




『ウェーボ・ワックスがすることに対し、一切の口出しはできない』






エ「!!!! っ……なに…これ…」




シンシュ「!! …ウェーボ…お前…」








ウェー「…すみません…。…オニガシマの主よ。すべては私の責。貴方様の考える事は、私が全て、受け止めます」




〚あなたが 私の 場を 乱した。 なら あなたは 私と一緒に 来てもらう〛




ウェー「はい」






エ「…!!…!!(やだ…やだ!!お兄ちゃん!!)」




シンシュ「…!!(ウェーボ…)」






〚じゃあ あなた 私と一緒に〛




ウェー「すみません、暫し、お待ちいただけますか??」




〚? 待つ理由など ない〛




ウェー「そう言わずに。ここまでしてしまったから、もうひと乱れ、しますね」スッ






〚!! なにを する気 ? 許さない〛






ウェー「!!ッグ…」




ウェーボを




ハゲしい『圧』が襲う。




〚乱した ものは 乱し 返す〛





ウェー「ッグ………」



エ「お兄ちゃん!!!!」




エクステが叫ぶと同時に




エクステの周りが





『揺らぐ』。





それを





主は


見逃さない。





〚? 乱したのは あなた?〛




ウェー「!!違う!!彼女…エクステは関係ない!!乱したのは僕です!!!!」




主の圧が




エクステに向かおうと………






〚う〜ん、念話には念話かな〜♡ギスギスしてても、何も生まないよ♪『洗練マイギス』〛





〚!!〛




別の存在の『声』が




その『場』に




木霊した。



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