第561毛 正式
第550毛 万事
の直後
………
???「…? なに? 気づかれない、だと?」
ウェーボ「はい。いやはや良かった。『予想通り』、貴方がたが愚かで」
???「!!」ギリッ
イカレス「っはぁ!?ただのガキが、いきがってんじゃねぇよ!!愚かなのは、てめぇらだろうが!!調子のんじゃ」
???「もうよい」
イカ「!」
???「所詮は最期の足掻き…戯言だ。もう、そのような事を言えぬ環境になるのだから、聞き逃してやる」ブンッ
そして
???が杖を…
『動くな』
ピシッ
???「!!!? …な…んだと…!?」ギッ…ギギ……
イカ「!? オジサンどうし…!!ッグ………」ギッ…ギギ……
エクステ「!?え!?」
シンシューク「!?な………ウェーボ……お前…どうして………」
ウェーボ「……………」
ウェーボは
ゆっくりと
二人を見る。
ウェーボ「………シンシュークさん…エクステ…。………今まで、ごめんなさい」
シンシュ&エ「「!!」」
ウェーボ「…僕は……色々と、話していない事が、あります」
シンシュ「……話していない…こと?……」
ウェー「…はい。……まず、僕のスキルは、『固定』ではありません」
シンシュ「!!」
エ「え!?」
???「!!!なんだと!?貴様………ぃや……そんな、バカな……」
イカ「ウソ…でしょ!? …オジサンまで……知らなかったの?? ……でも、現に妙な『チカラ』を使えてるなら………そうか……」
???「………コヤツ……コヤツは……」
『少し口を閉じてろ』
???&イカ「「!!!!」」
シンシュ「……お前………それ程の………」
ウェー「………話を、戻します。僕のチカラ…あ、僕は生まれつき、チカラがありました。そう…『スキル』として、授かった訳ではありません」
シンシュ「!!」
エ「ど…どういうこと??」
ウェー「……僕が持つ、生まれつきのチカラは、『植え込み』です」
???&イカ「!!!!!!」
シンシュ「……植え込み?? …聴いた事はな………! いや……」
エ「お父さん??」
シンシュ「……いや……だが…」
シンシュ「シンシュークさんなら、お耳に挟んだ事はあるかと、思っていました。…僕のチカラは、テンカイの宝具『ミウツシ/ミタマウツシの鏡』等の効果と、ほとんど同じようです」
シンシュ「!!それか……! 聴いた事はあったが………。い、いや、ウェーボ……それならば…お前はいったい………」
ウェーボ「………シンシュークさん。エクステ。…僕は、シンジン(ハンジン)です。正式な名を『ウェーボ・ワックス=ヘルセウス』と言います」




