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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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544/711

第541毛 音を立てて

………


イカレス「…はぁ?? わかってない?? 何がだよ!?」


シンシューク「全部だよ。いいか、ウェーボは、己の行いを悔いている。悔いているからこそ、殻にこもらず、『情報屋』として動いている。テメエらみたいなクズの『情報』を、余す所なく得られるようにな」


ウェーボ「……………」



???「………」


イ「っ…はっ!! ウザイウザイウザイ!!いいか!!操られる方が、騙される方が悪いんだよ!!」


アリガトネ「………」


イ「偉そうに言いやがって!!結局キミ達は、簡単に操られる!!騙される!!そんな存在なんだ!!だったら、大人しくボクらの思い通りに」


エクステ「ひどい……」


イ「!!」



シンシュ「!! ……エクステ………」



エクステ「………そんな……そんなふう…に……思われてるの? ……自分たちより…チカラがなければ…操っても良いって………。…私達は、そん…そんなに、弱いの??」



ウェー「……」



アリガ「………エクステちゃ」


???「そうだ。お前達は弱い」


アリガ「!!」



エ「………」



???「お前達は、自分達で生きていくとほざいた結果、互いを罵り、裏切り、責を押し付け、都合の良いように立ちふるまう。かと思えば、我々『テンジョウの者』にすがる。泣きわめく。祈る。実に愚かだ」


エ「……………」


???「いいか小さき者よ。お前達は弱い。お前達は脆い。だからこそ、コヤツが言う通り、我々がお前達に、生きる意味を与えてや………!?」







……




フワッ







シンシューク「?? ………(なんだ……エクステの周りに………何か………圧のような………)」



???「……………」


イ「?? どうしたのオジサン?」



エクステ「………スキルは………カミサマ…は………ワタシタチハ………」ブツブツ…



シンシュ「エ、エクステ…」


アリガトネ「エクステちゃん」



エ「……………」ブツブツ…



アリガ「エクステちゃん」ガシッ



アリガトネは


エクステを正面から見据える。



エ「………」


エクステは


虚ろな目で


アリガトネ『の方向』をみる。




アリガ「………(まずい)……」





スゥ…







アリガ「エクステちゃん。私達が初めて会った時の事、覚えてる?」

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