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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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530/711

第527毛 発覚

……



え?




酔っ払い「っ……な、んだ……急に…痛みが……」


男の子「…??……!!あ、あれ………俺は……痛くない……???」



………



酔っ払い「…ぐっ………まさかキサマ……スキル…か?……この俺に、なんかしやがったな!!」




酔っ払いは叫び、何故か痛む脚に力を入れ、立ち上がる。



危ないっ!! また……





そう思った



その時




風が吹いた。




ボタニスト1「ご歓談中失礼致します」



酔っ払い「あ゛あ゛!?」



ボタニスト2「失礼するっす〜。どうみても揉め事っすね〜。アタシ達の出番っす〜☆」



酔っ払い「なんだぁテメエら!?邪魔すんじゃ………」



酔っ払いがボタニストさん達へ敵意を向けた瞬間



不意に『勢い』がなくなったかのように、その場にへたり込んだ。





酔っ払い「…ぅ………ぉ………」


ボタ1「アナタは暴行の現行犯。そしておそらく、窃盗もですね。『私の範囲内にトリこみます』」


ボタ2「…相変わらず、容赦ないっすね〜…っと、大丈夫っすか?」



ボタニストさんの一人は、倒れている男の子に手を差し出す。



男の子「あ…ありがとう…ございます」スクッ


ボタ2「おっ、痛そうなのになかなか強い子っすね〜♪ エライエライ♡」ナデナデ



男の子「っ/// ぁ…い、いえ、それが……」


ボタ2「?」



ボタ1「………これは……」


ボタニスト1は、僅かな違和感を覚える。



酔っ払い「……ッグ………」


酔っ払いは、怪我をしていない脚(膝あたり)に痛みを感じているように見える。



ボタ2「どうしたっすか? レ……ボタニスト2号!!」


ボタニスト1(ボタニスト2号?)「何ですかその呼び名は…。しかもなぜ私が2番目なのですか…」


ボタ2(ボタニスト1号?)「細かいことはいいんす。…それより、なんかおかしい感じっすかね……」


ボタニスト2も、酔っ払いと男の子を交互に見る。



ボタ1「…はい。……まるで、『痛みが移った』かのように、見えます……………!!」


ボタ2「今度はど…!!」バッ



ボタニスト2名は、群衆を見渡す。





……



ボタ1「……………」


ボタ2「………一瞬でしたが……『強大な圧』が………」



ボタ1「……『レディ・ハーピー』」


ボタニスト1は、『狩り場』を展開させる。



ボタ2「!! ……助かるっす……。とりあえず、彼等をアタシ達の拠点に連れてった方が良いっすかね……」


ボタ1「………そうですね……。…!! ただ、この子は…」


ボタ2「え??」





………





なんだか


よくわからないけど




とりあえず、ボタニストさん達のお陰で



あの男の子は助かったのかな…



良かった…



………それにしても…




さっきのは……





ウェーボ「エクステ!!」ハァハァ



エクステ「!! あれ、ウェーボお兄ちゃん!! ど、どうしたの? そんなに慌てて…」


ウェ「ハァハァ……良かった…『君は無事だったね』…」


エ「え??」



ウェーボは整わない息のまま、エクステへ告げる。


ウェ「エクステ…落ち着いて聴いてくれ…。…シンシュークさんと…『念話』が通じなくなった」


エ「!!え!?」



ウェ「……おそらくシンシュークさんは、何者かに襲われている」







………






ボタニスト1「…この子は…おそらく…」


ボタニスト2「?」



ボタ1「…アナタ、お名前は?」




男の子「えっ…あ、はい!! 俺は、ラックスって言います!!」



ボタ2「!!あ、スカルプ・リッチ氏のご子息っすか!!」



ボタ1「…忘れ過ぎですよ……ボタニストともあろう者が……」


ボタ2「アハハ………」


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