第515毛 ヤマザキ ハルトのパンプ祭り 5順目 レノア・ハーピネス
レノア「…とりあえず、わたしの『レディ・ハーピー』を使いましたため、より、邪魔立てはないかと」
ハルト「………そうか………。ということは………」
コーボ「?」
ベーグル「………重要な話……か………」
ヴィオレ「あら、察しが良いっすね〜。なんか勇者シゲル様達みたいっす」
ハルト「………」
ヴィ「…比べるのは、良くないっすよね……失礼しましたっす…。そんなに睨まないでほしいっす…」
レ「貴方が失礼だからですよ。……本題に入ってください」
ヴィ「はいっす…。勇者ハルト様達、今から話す内容は、御旅の道中においても、『極力』話さないようにしてほしいっす」
ハルト「………」
コー「…ぇ……そんなに…危険なん…ですか??」
ヴィ「まぁ、危険と言えば危険っすね。…貴方がたもまた『流れ』に疑問を抱いている勇者様御一行になったので」
ベー「……そう…なのか………いや…」
ヴィ「? どうかしたっすか?」
ベー「………ハルトは、最初から、違和感を感じてはいたんだよな?」
ハルト「……………」
ヴィ「あ〜、そういう感じではあったっすね。なんか、仏頂面って言うんでしたっけ? そんなカオしながら嫌そうに揉め事起こしてましたからね」
ハルト「……………」
レ「それくらいに。段々ズレていってますよ。…また、『ホトケ』に関するコトバは、ちゃんと用いらないと…」
ヴィ「!! 失礼したっす……。『あの方』がいきなり来るかも知れないっすからね……『ノリ』で………」
コーボ「あの方??」
ヴィ「何でもないっす。…で、重要な部分について、話を戻すっすけど……」
ヴィオレは、一呼吸置く。
ヴィオレ「貴方がたには、このレノアさんと一緒に、『オニガシマ』へ赴いてほしいっす」




