第505毛 横槍
ヘラ・ルージュ「……………なぜ?」
ラキ「…うん…ヘラさんがコチラへきた理由も聴いたし、ここに居る理由も無くなった。…それは重々承知した上でね、もう少しだけ、居て欲しいんだ。……なんか、『過干渉』がありそうだからね…」
ヘラ「!! ……………」
シゲル「過干渉??」
モイスチャー「………ラキ様………しかし……」
ラキ「うん……言いたい事はわかるよ。ひとつ『オルビスさんが御業を発動している』、ひとつ『ボクの空間内』、ひとつ『ボタニスト他、監視がある』という、いくつかの要素があるからね。まぁ、そうそう介入されない、とは、思うんだけど………」
モ「……貴方様程の、御チカラの持ち主でも、危惧される事があるのですか??」
ラキ「……………」
ラキは、ヘラをみる。
ラキ「…もう少しだけ、居てくれないかな?……頼みます」
ラキは、ヘラにアタマを下げる。
ヘラ「!!」
ゴーコン「………」
ダカラ「………カ……いえ…ラキ…様………。なぜ…そこまで………」
ラキ「………」
ラキは
ゆっくりと
ホロモニターを見据える。
ラキ「………彼等には、余計な横槍が入ってほしくないんだよ……。ただでさえ…エクステちゃんとラックスくんは、元々………『横槍が入っていた』状態だったからね……」
メトリー「!!え!?」
キュレル「!?」
ヘラ「……………」
ラキ「……ヘラさん……どうか…」
ヘラ「ラキ」
ラキ「!!…はい」
ヘラ「……………アナタは、私をどう思ってるの?」




