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第3毛 カミ
「とりあえず目的はわかった。そのヅーランダーに現実を突きつければ、私は元の公園へ戻れるんだな??」
「おそらく…実は、夢で女神様からのお告げとやり方を聞き、貴方様を召喚したので」
「フサフサだったか」
「え?」
「カミはフサフサだったのか?」
「あ、はい、きれいなブロンドでした」
「なら信用しよう」
「ありがとうございます」
「では、早速向かいたい。物理が効くということだしな」
「あっ、お待ちください!!えっ、えっと、まずは勇者様を歓迎する催しをひらこうかと」
「プロテインは?」
「え?」
「プロテイン、つまりたんぱく質はあるか」
「タンパクシツ…??」
「む、通じないか。つまり卵や肉な魚などだ。豆類でも良い」
「ああ!それなら沢山ご用意しております!」
「ならご相伴に預かろう」