表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

498/711

第495毛 背負うもの

……


洗浄シャンプーン ひとやものをあらう》


……



ヨル(ヒルデ)「………」



??「…ふふっ……アナタには…絶対に、こんな気持ちになる事は、ないと…思っていたけど…」



?? は、ヨル(ヒルデ)へ、笑顔を向ける。



??「アナタは、アナタらしく、生きてね。……私達の分も」



ヨル(ヒルデ)「!!」



パパ?「………」




……


《洗 (シャン ーン) ひとや のを らう》


……





?「………ヨルさん……ありがとう…ございました………僕も…僕が……やってきた事は、変えられないですが……。反省しても、遅いですが……ヨルさんのように生きられなかった分は、戒めとしてミタマに刻みます」



???「……はっ……みんな、次々と手のひら返しやがって……」


?「アハハ……だよね………。でもさ…」



???「わかってるっつの」



??? は、ヨル(ヒルデ)を見る。




???「……俺はな、こいつら見たいに割り切れん。…やってきた事は、そりゃぁ、省みるべきだとは思うが、お前に感謝なんてできない」



ヨル(ヒルデ)「………はい……」



???「……ただな、お前が『強い』って事は、良く分かった。そこのボールドとか言うヤツが言ってたように、気持ちの面がな」


ヨル(ヒルデ)「…!!」


???「まっ、元々のチカラも桁違いだから、だいぶ隙なしだよな…。っと、余計な事はいいか……。…俺は、お前のその『気持ち』に、勝てねぇって思った。…同時に、お前なら、逆境の中でも生きていけんじゃねぇかって、感じた」



ヨル(ヒルデ)「………」




……


《洗(シ   ーン) ひ や  を らう》


……



??? は、フッと息を吐く。




???「お…いや、ヨル。道は険しいかもしれねぇが、俺が…俺たちができなかった事、見えなかったもの、『成すべきだったこと』が、ヨルにはできるはずだ。…俺たちの分まで、せいぜい気持ちを折らずに頑張りな」



ヨル(ヒルデ)「…は、はい!!」




パパ?「……!! そろそろ…時間だね…」




ヨル(ヒルデ)「!! 皆さん…!!」





?「…では、お元気で………ヨルさん、ボールドさんに、黒猫さん……ありがとうございました」



???「………いきなりコッチに来るんじゃねぇぞ」




??「………さようなら」






子どもが





?? の手をキュッと握る。



子ども「………」



??「……本当に、ごめんなさいね………マ……私が、弱かったせいで………」



子ども「………ううん」



??「…怖いわよね? ごめんね……。でも、すぐにパパともまた会えるみたいだから」



子ども「大丈夫。…『ママ』と一緒だから」



??「!!!!」



ボールド「お…フッ…そうか……ボウズ……」





子ども「………ママ…ずっと一緒だよね??」



??「…っ……ぇえ。…ええ!! ママは、ずっと一緒にいるわ!!今度は、もう間違えたりしない。もう、逃げたりしない。……だから…」



パパ?「ああ。また、三人一緒になろう」



子ども「うん!!」


??「はい!!」グスッ







そして








彼等が消えると





……


《洗(シ    ン) ひ    を ら 》


……




……


《         》


……




……


《         》


……




……


《  リ      》


……




……


《  リ   ン   》


……







{スキルが覚醒しました}

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ