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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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488/710

第485毛 特異

第479毛 対極/大局 の続き



カリブ(ラキ)の部屋にて



シゲル「眷属?」


ラキ「あ、うん。…色々前後しちゃって申し訳ないんだけど、今ここにいるみんなへは、先に話すね。ヨルちゃんが『死に向かう』とき、ヘラさんと交渉して、身代わりになったみたいなんだよ」


エッシェンシャルル「!!」


パ「み、身代わり…そんな事が……」



ヘラ「………」



ラキ「まぁ、これについては、ヘラちゃんの口から説明してもらった方が早くはあるんだけど…」チラッ


ヘラ「………」


ラキ「…話す気はなさそうですだね…。ボクから、多少言っちゃっても良い? このヒト達は、知るべきだと思うんだ」


ヘラ「……………」


ラキ「………沈黙は肯定だね☆ じゃ、ボクから話すよ。なんか補足があったら、都度話して良いからね」



ラキは改めて、シゲル達を見る。



ラキ「さて、詳しくは、ヨルちゃんが『戻ってきてから』にするけど…。ヨルちゃん…かつての名前だと『ヒルデ』ちゃんは、もともとナルキューレ(戦乙女)として、むかーしむかしあった『とある戦争』に参加していたんだよ」


シ「!!」


コー〘…戦争…ですか…〙


シャ「………」



ラキ「うん。そのときの名は『ヘブンヒルデ』。ナルキューレの中では圧倒的に戦闘力に秀でていて、尚且つ『容赦がなかった』」


メ「………」


キュ「………」



ラキ「…ボクはね、単純に『戦が好き』なんだと思った。『ホロモニター』内で隊長さんが言っていたみたいに、ね。…でも、実際は違ったようだ。彼女は、『戦いを好まない』からこそ、『人想いに処理』していたんだと思うよ」



シャ「……ヨル…」


アーデランス「…ヨルさん、今のスキルが発現されたのも…」


ラキ「そうだね。『戦い以外で解決したい』と、感じていたんだと思うよ」



皆は、ホロモニターを見つめる。



ラキ「…話を続けるね。ヨルちゃんたちナルキューレには、それぞれ、多方面のサポート…支援をしてくれる『眷属』がいた。この眷属は、ヒトだったり、ハンジン(シンジン)だったり、動物だったりと、様々だった」


シ「動物も?」


ラキ「うん。例えば…あ、シゲル君達の世界でも、犬とかは、優秀な相棒になったりするよね? コッチの世界でもそう。あんな感じをイメージしてくれたらいいよ」


シ「なるほど」



パ「あ、あの、でも、あの黒猫さんは、動物ですが…喋っていますよね??」


ラキ「ああ。あの方は特殊でね。厳密には、動物ではないんだよ」


パ「え??」




ラキ「『彼女』の名は『ベル』。元々、カミガミの中でもかなりの地位を築いたカミなんだよ」

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