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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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469/711

第466毛 イザナミ/イザナギ

それは



アタマが冴え渡るような



何かが変わっていくような




不思議な感覚でした。






例えるなら………





……




いや……




何も思い浮かびません……。









………


???「…グッ………!!ん…ん??」


?「!! あ、あれ………おさまった……?」


??「………俺もだ……………何だったんだ??……」


………






アーデランス「……………」




コーデルワイス〘姫!? 姫、大丈夫ですか!?〙




アーデランス「………はい……こ…これは……」




コー〘え? ……!!〙




ハザマを介してはいるが



アーデランスの中にいるコーデルワイスへも




『ソレ』が流れ込んできた。









《イザナミ(誘身)/イザナギ(誘気) 対象を選定し、特定の行為に誘う。これは不特定多数にも可能。また、自らを傷つけようとする対象の場合、対象の数・存在に関わらず眠りに誘う。これは、自身の判断で解除できる。これは、『スキル』によって打ち消されない》




コー〘!!………これは……〙



アー「………スキルが……変わって…いや、『覚醒しました』的な声がアタマの中に聴こえましたわ…」


コー〘覚醒……ですか……では、これが、姫の、本来の…〙



アー「………私の……チカラ………」







ピキ…



ピキピキ……




コー〘!!〙




アー「!?な、何だか、変な音が……」






???「おっと、早いねぇお姫様」




アー「!?」


コー〘!!なっ……〙





コーデルワイスの『映像/影像』のスキルによって映し出されたモニター越しに、声が聴こえる。




??「あれ、もう出番終わりなのかよ」


?「何かもうちょい暴れたかった気もするが……」




アー「…え……アナタたちは……いったい…??」




???「まぁ、気にすんな。姫様の『記憶の一部』だと思えばいい」


??「そうそう。とっとと忘れちまいな〜」


?「あ〜あ、なんか拍子抜けだぜ」


???「違えねぇ。アッハハハ!!♪」




男達は笑い合う。






ピキピキ…


ピキピキピキ…



パリパリ…



パリーン


【克服しました。元の場所へ戻ります】





コー〘…姫…おそらく、時間です〙



アー「え…あ……」




ひとしきり笑い合った男達は



アーデランスを見据える。




??「覚醒したスキルなら、どんなやつもイチコロだろ」


?「確かにな。なんか羨ましいぜ」



アー「…あ、あの……」





???「じゃぁな。お姫様。アンタを待ってるヤツラが、きっと首を長くして待ってるぜ」





アー「………は、はい!!」











……






………










アーデランス「……!!あっ……ここは……」



コーデルワイス〘…帰ってきましたね。姫様〙

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