第39毛 不本意
皆、確かに聞いた
かくれんぼの終わりの合図を
そして
メ「あぁ…!!キュレル!!良かった…」
キュレル「母上!!見つけた!! ごめんなさい、私がワガママ言ったから…」
メ「いいえ違うのよ。悪いのは私なの!!アナタとの、そして『アナタのルール』を守れなかったから…。本当にごめんなさい…!!」
涙を流して抱き合う2人は、『入れ替え』が終わり、元のカラダに魂が戻っているようだった。
パ「とりあえず良かった…。」
ラ「本当に…ありがとうございますシゲル様」
シ「いや、色々あったがまぁ結果オーライだな」
パ「たださ、アタマをさらすなら事前に言ってよ。危うくシャダーンが間に合わないとこだったじゃん」
シ「不本意だったからな。本来やるつもりはなかった」
パ「なんで?」
シ「フサフサだからだ」
パ「まだいってる…」
ラ「ま、まぁ、ともかく、落ち着いたら2人に経緯をききましょう」
シ「そうだな」
パ「アタシもラックスも、スキル使い過ぎてクタクタだよ」
シ「そういえばまだ使ってくれていたのか」
パ「忘れないでくれる!?どうせシゲルのは濃くならないんだから」
シ「誰が薄毛だ」




