第403毛 策
……………
第370毛 伝
から
第371毛 浮足
までの間
モイスチャーの部屋へ、シゲル達が集まる。
パ「どんなお話をしたのかは気になるけど、モイスチャーさんがみんなを呼ぶって事は、結構深刻な事態なの?」
シ「いや、深刻という訳ではないな。ただ、私達の預かり知らぬ所で、オルビス氏含め、色々な動きを見せている者がいる。加えて、クセがあると言われるカリブ氏のもとへ行くからな。今一度気を引き締めるとともに、万一のための何かを、モイスチャー氏は提案してくれるということだろう」
パ「なるほど…」
シャ「肉壁ラックスと二枚舌猫ヨルを犠牲にしたとしても、どのくらい時間を稼げるかわかりませんからね」
ラ&ヨル「「ひどい!!」」
キュ「確かに、姑息な手段をとられたら、邪悪な正義の戦士としては苦戦するのです」
エ「どっちなの?」
モ「コホンッ 皆様、お集まりいただき、ありがとうございます。師匠であるオルビス様の意向もあり、先刻の話については、皆様と共有できないこと、お許しください」
メ「いえ、モイスチャーさんのせいではありませんし、お考えがあっての事かと存じますため、お気になさらないでください」
モ「ありがとうございます」
キュ「母上、ハザマを使ってコッソリ聞きに行こうとしてたの、キュレルは知っているのですよ」
メ「ギクッ」
モ「………」
メ「ぁあ…蔑んだ目……///」
モ「…いえ…蔑んではいませんが…。と、とりあえず、私からいくつか、今後の為の策を提案致します」




