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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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第401毛 12真

他方





ヴィオレ・ユウ「…バルクザール…様の中…いや…どうなってるっすか? オルビス様」


オルビス(ミタマ3)〘オッホッホ♪ ミタマを分けてから、頑張ってバルクザールへウツシたのですよ〙


ヴィ「……………そうっすか………なんかバルクザール様、不満そうに見えるっすけど…」


バルクザール「………」


オル3〘あら、そんな事はないですよねバルクザール?♡〙


バル「……………はい」



ヴィ「可哀想っすね…。 …で、私に近づいたってことは…」


ヴィオレは僅かに身構える。



オル3〘あら、そんなに警戒しなくても良いですよ♪ まだ、あなたの『雇い主』から私の分身が話を聞いていないですし。まぁ、聞いたとしても、特に厳罰するつもりはありません〙


ヴィ「………やはり、あらかたは推察されてるんすね…。それなら、私の所へは、なぜ?」


オル3〘はい。『地上界の時間で』昨日、勇者シゲル様やモイスチャーとこの姿で会った際、『とある方』をミタので、アナタに伝えようかと思っていたのですよ〙


ヴィ「!! …それは…もしかして……」


オル3〘ええ。私が伝える前に、アナタも会ったようですねぇ〙


ヴィ「………」


オル3〘それで? かの方は、『アナタが求めていた方』でしたか?〙



ヴィ「………呟き、聴いてるっすよね……。…私は、あの方だと思ってるっす…。でも………」


オル3〘なるほどなるほど♪ 確かに、色々と矛盾しますからねぇ。子孫です、とか言われた方が、理の上ではしっくりくるようにも思えてきますよ〙


ヴィ「……ですが…」


オル3〘アナタの中では、かの方だと?〙


ヴィ「………はい」



オル3〘ふむふむ。で、あれば、益々モイスチャーには頑張ってもらわなきゃねぇ。あのカリブから、何かを聴き出してもらう必要があります〙


ヴィ「……姐さんだけで大丈夫っすかね?」


オル3〘オッホッホ。ああ見えて、私が真をおく者達を勝手に指名・命名した『オルンビス12真』の筆頭ですから♪ それに、勇者シゲル様や勇者コーデルワイスもいますしね〙


ヴィ「……………それ、12真なんすけど…確か…私も入ってますよね?」


オル3〘ええ♡〙


ヴィ「……………」

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