第364毛 オオミカミ
……………
刹那
眩い光が
周囲を照らす。
ヨル「!!ヴッ………」サッ
ダカラ「!!きゃぁっ…眩しっ……」サッ
2名は即座に目を伏せる。
シゲル「……………」
コー〘…(シゲルさん、なんて不満そうな……。それにしても、『この状態』の私でも、少し眩しく感じるなんて……)〙
バルクザール「…っ…これは…この光は……」バルクザールは目を細めながら呟く。
オルビス(ミタマ3)「……………はい。もう大丈夫ですよ勇者シゲル様。ありがとうございました♪」
シ「む?? はい」
シゲルは再びキャツーラを被る。
アーデランス「ふぅ…。相変わらず、素晴らしい輝きでしたわ!!」
シ「不本意だがな」
エ「アハハ……心なしか、輝きが増していた気が……シャダーン越しでも、少し眩しかったですもん」
シ「……………して、オルビス様。この真意は…??」
オル3〘オホホ♪なんかごめんなさいねぇ♬……バルクザール〙
バル「はい…。…おそらくは…」
シ「?」
オル3〘やはりそうですよね…。…勇者シゲル様…まだ確定ではありませんが、アナタは……ある神と非常に関わりがあるようです〙
シ「!! それは…私を召喚するよう『お告げ』をした…」
オル3〘いえ〙
オルビス(ミタマ3)は一呼吸置く。
オル3〘おそらく召喚主の女神とは関係がない、古の神です。…名を『頭照多御神』と言います〙
シ「誰のアタマが何を照らしてんだ」
コー〘ブッ………ククク……〙
シ「ワイス氏」
コー〘…本当に…クク…すみません……〙
オル3〘オッホッホッホッホ!!♪〙




