第350毛 番人/守護者 エイムダルの評価File.8 思慕録
ヘラ「……??……チカラ?…」
エイ2「うむ。順を追って話したいところではあるのだが、些か時間がなくてな」
ヘラ「…?」
オルビス(ミタマ1)「ほら、あれですよぉ〜」
ワラエル「ミガっち!!しっかり!!」アセアセ
ミガマエル「………ワラエル…ワタシハ…モウ…」
ワラ「頑張ってミガっち!!…ええと…ミガっちカッコイイよ!!いつもキリっとしてて!!」
ミガ「…そうか……」
ワラ「うん!!ボクの好みではないけど!!」
ミガ「……………」
ワラ「あれ!?ミガっち!?ミガっちーー!!」
ヘラ「……………コント?」
オル1「オッホッホッホッホッホ!!♪」
エイ2「いや笑っている場合ではないぞ我がミタマよ。…事態は深刻なのだ」
エイムダル(ミタマ2)に言われ、再度ヘラは、よくわからないやり取りを続けている2柱を見る。
ヘラ「…深刻って……いったい………!!…あれは…」
オル1「気が付いたようですねぇ。そう、ミガマエルのミタマは『消滅』しかけています。かの意思に関係なく、それも『理不尽』に…。そう、『死』を迎えずにね」
オルビス(ミタマ1)の言葉と、目の前の光景を見ているヘラの『圧』が強くなる。
ヘラ「………この死を差し追いて…いや、無視して……『消滅』だと……誰が………誰が………」
エイ2「それを、これから調べていくのだ。これは完全に『理に反する』からな」
ヘラ「………その、協力をしろ、と??」
エイ2「まぁそれもあるが、一番頼みたいことはだな」
ヘラが僅かに身構える。
エイ2「ミガマエルを『死』へ導いてほしい」
ヘラ「……………え??」
ワラ&ミガ「「え!?」」
オルビス(ミタマ1)「オッホッホッホッホ!!♪」




