第349毛 番人/守護者 エイムダルの評価File.7 交渉録
ヘラ・ルージュ「………今…忙しいのに……ナゼ…呼んだ……エイムダル…」
エイムダル(ミタマ2)「なぜ、か…。理由は分かっているのではないか?『死の神』よ」
ヘラ「……………ワタシは……何も間違えてない……ワタシは…」
エイ2「ほう?我がミタマから今聴いているが、『過干渉』しているのではないか??ソナタが呼び出した勇者とその一行に」
ヘラ「……あの女…あの男……ワタシのハルトに寄り添い過ぎ…!! いっかい……『ワタシのもと』へ来て…ワタシが『教育』した方が良い………」
エイ2「…やれやれ。その為にわざと干渉し、勇者の仲間に『死』をもたらそうとしたのか」
ヘラ「………だって……ハルトは……ワタシのもの……ワタシだけのもの………」
オルビス(ミタマ1)「戻りましたよぉ♪」
ヘラ「!?…ミタマから聴いたって……そういう……」
オル1「あらヘラちゃん、久しぶりですねぇ。『アナタが策略した事』は、他の勇者が看破しましたよ」
ヘラ「………ッチ……『ハテナ』の勇者か……あの女狐………」ブツブツ…
オル「あらあら、相変わらずヘラっていますねぇ」
ヘラ「…うるさい……。………それで、なぜ呼び出した……やはり……『厳罰』するつもりか………」
エイ2「そのつもりではあったんだがな。少々事情が変わった」
ヘラ「……??事情?…」
エイ2「うむ」
エイムダル(ミタマ2)は、ゆっくりとヘラへ歩みを進める。
ヘラ「…っ…」座り込んでいたヘラだったが、エイムダル(ミタマ2)を睨みつけ、立ち上がろうとする。
エイ2「まぁ待て。実はな、ソナタのチカラを借りたいのだ」




