第343毛 番人/守護者 エイムダルの評価File.1 発動の録
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エイムダルと呼ばれた『存在』は、2柱の天使たちへと向き直る。
エイムダル「大天使『審判』のミガマエル、大天使『万別』のワラエル、息災で何より。この姿となるのは本意ではないが、まぁ良しとしよう」
エイムダルは『空間』を一瞥する。
エイ「…フム…まだ『どの存在も』気がついていないな。…この場所、この刻、実に優良である。ミガマエル、良くやった」
ミ「はっ!! 恐悦至極にございます」
ワラ「…(いつにも増して身構えてる……)」
エイ「うむ…ワラエル」
ワラ「!!はい!!」
エイ「先程、ソナタへ伝えた内容、忘れてはいないな?」
ワラ「…!! はい、しかとミタマに刻んでおります」
エイムダルは微笑む。
エイ「よろしい。では、さっそく始めるものとする」
ミ&ワラ「「はっ!!」」
エイムダルは虚空を見つめ、『ミタマを濃くする』。
エイ「………古の掟に則り、昨今の『異質な状況』を創り上げた暗躍者を、エイムダルの名のもと、表出する。 抗いたるミタマよ、沿い流れる同士よ、皆等しく顔を出せ」
エイムダル「…全ては大義のために!! 『オン・ステージ』」




