第331毛 傾斜
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キュレル「………道って……これなのです??」
シゲル達一行は、第1ポタールに着いて早速、次の大規模ポタールへ向け歩みを進めていた。
そんな一行の目の前にそびえ立つのは山であり、かなりの傾斜である。
モ「はい。ここを登れば最速です」
ア「……………」
メ「姫、口がずっと開いていますよ」
エ「アハハ…私とかは大丈夫だけど、確かにこれは、姫様にはキツイんじゃないかな〜……」
シャ「…ヴィオレさんの仰ることがわかりましたね」
ラ「俺達でも、ここを登り切るのはなかなか…」
パ「アハハ…」
シ「良いトレーニングになりそうだな」
ヨ「え??」
コー〘シゲルさんは元の世界にて、階段を2段飛ばしくらいで駆け上がっていたようなので〙
パ「……………」
シ「なんかヤバいモノを見るような目つきだな」
モ「……とりあえず、やはり私が姫を担いで…」
ダカラ「ウフフ…ちょっとまってください!!」
パ「あ、ダカラさん、そういえばいましたね」
ダ「ひどい!!風を使うからって、空気みたいな扱いにしないでください…」
エ「アハハ。それで、ダカラさん、何か妙案があるんですか〜??」
ダ「あ、はい。私のチカラがあれば、楽に登れるかと思います」
ダカラは傾斜を眺めながら言った。




