第324毛 第1ポタール
モ「さぁ、着きました。ここが近辺で最も大規模なポタールです」
ア「すっごいヒトですわ!!」
ポタール内には様々な風貌のヒトビトが集まり、談笑していた。
モ「セカイでも有数な大規模ポタールですから。精度も抜群です」
エ「久々に使います〜」
ラ「あれ、そうなんですか?」
エ「はい、いつもは小規模ポタールを転々としたり、ポタールを使わずに自力移動したり、色々なので。大規模ポタールって、精度と規模感が大きい分、転移回数が小規模ポタールより少ないんですよね〜」
パ「へぇ〜」
モ「その通りです。大規模転移には、それなりの力を要するため、どうしても、小規模や中規模ポタールより回数が減ります」
シャ「それでも、便利なことには変わりないですね。これだけの数のヒトを一瞬で転移できるのですから」
キュ「キュレルもこのくらい、いっぺんに入れ替えてみたいのです」
メ「対象の選定が大変ですね」
キュ「勇者シゲル様と違って、フサフサなヒトを選ぶのです」
シ「誰が不作だ」
コー〘というか、毟ろうとしてません??〙
モ「さぁ、そろそろ転移の時間です」
そして
シゲルにとって2回目の
アーデランス姫とって最初の
大規模な国またぎが行われた。




