第311毛 森
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宿をでたシゲル一行。
シ「さて、まずは大規模ポタールの1つ目に向かうのでしたね」
モ「はい。以前お話ししたように、セレンディピティ共和国へ行くには、大きく2つのポタールを使用する必要があります。まず、その1つ目へ向かいましょう」
シ「承知致しました」
ア「ポタール、初めてですわ!! 」ワクワク
パ「あ、そっか、アーディはまだポタール使ったことないんだっけ」
ア「はい!!ずっと、使ってみたいと思ってましたわ」
モ「とは言っても、姫を連行した際の転移と対して変わらな」
キュ「せーい!!」ドゴッ
モ「ウグッ!!」
キュ「天ころ。盛り下げること言わないでなのです」
モ「……失礼致しました」
……………
しばし歩き
郊外へ出る。
エ「確か、ひとつ森を抜けるんでしたよね〜」
モ「はい。細かく、複数のポタールを使用すれば、森を抜ける必要はありませんが、突っ切った方が時間的には早いです」
ラ「なるほど…」
シャ「ヨル、なんか懐かしいんじゃないですか??」
ヨ「!! バレた?? …うん。ウィッグ君を連れて王国へ向かった時も、森を抜けたから…」
メ「刺激的な体験ですね」
ヨ「は、はい………?」
キュ「天ころが森に入る…『てんこもり』なのです!!」
ア「素晴らしい駄洒落ですわ!!」
モ「……………行きましょうか」
……………
モ「さて、この森は、多くの生き物が住んでいます。中には、我々に対して凶暴さを見せる者も。…そのため、ここからは極力、会話は少なめにしましょう」
一同が頷く。
そして
森へ足を踏み入れた。




