第309毛 天然
エ「え〜っと…とりあえず、言える範囲で、理由を教えてほしいですね〜」
シ「………」
モ「私は、勇者シゲル様の盾であり矛。いついかなる時も、シゲル様をお守り致します」
パ「……いや…それにしても…」
アーディ「そんなにくっつかなくても守れますわ!! やはり本性を現してきましたね!!」
キュ「まぁふらっと危険へ飛び込んで行く可能性は低くなったのです」
シ「…モイスチャー氏…貴方の覚悟といいますか、思いはわかりました。有り難いです…が、流石にやり過ぎかと…。」
モ「いいえ。私はまだまだ未熟。シゲル様をお守りするには、こうして密着を…」
シ「いえ、そもそも、『誓い』も含め、まだ悟られたくはないのですよね?」ヒソヒソ
モ「!! …そ、それは……」ヒソヒソ
シ「私も、ある程度は自らの身を守れるつもりです。モイスチャー氏には、私だけではなく、旅の仲間を守っていただけますと幸いです」ヒソヒソ
モ「………承知致しました」サッ
メ「あら?」
ヨ「離れた…」
モ「…失礼致しました。私は中立です」
パ「……………」
キュ「天然くっころ…天ころと呼びますよモイスチャーさん」
エ「私達もあのくらいくっつきましょうか〜」ツンツン
ラ「!!」ビクッ
キュ「離れなさい腹黒」
エ「相変わらずひどい!!」




