第292毛 厳罰
他勇者「…ったく、てめぇもボタニストか…」
ヴィ「そっす。あなた達、しょっちゅう色々なトコで揉め事起こしてますね〜。まぁ、その割に意外と軽度なのが厄介ですが…」
シ「………」
他勇者「…ごちゃごちゃうるせぇよ。そこのお節介ボタニストにも話したが、俺達は勇者なんだぜ??勇者が魔のモンを成敗して何が悪い」
モ「……(お節介ボタニスト……)」
ヴィ「本気で言ってるっすか??その理屈が通るなら、悪い人間が1人いた時『人間は皆悪いから成敗する』ってなっちまいますよ〜。同種だからと言って皆を悪く捉えるのは幼稚過ぎるっす」
他仲1「なんだと!?」
他仲2「あ〜、ウチ、こいつとは仲良くなれないわ〜」
他勇者「……………」
他仲1「おい、何黙ってんだよ。とっととヤッチまうぞ」
他勇者「……………ぁあ…」
ヴィ「いやいや、さすがに分をわきまえるべきっすね。ここで下手に動いたら、本気で『厳罰』するっすよ??実質、無抵抗の民と旅の一団を傷つけることになるっすから」
他勇者「………」
他勇者2「……………!!…っ」
他勇者1「へっ。関係ねぇよ。俺たちには大業と、カミのお告げがあるんだぜ?んな勝手な理屈で縛られちゃ困るね」
ヴィ「……はぁ、なら仕方ないっす。公平と安寧、安定を保つ理念のもと、ボタニストとして貴公らに粛清を…」
刹那
『何かが干渉してきたような感覚』を
シゲル、モイスチャー、ヴィオレ、コーデルワイス、そして
約1名が
感じた。
シ「……??」
他仲1「おい、何ぼーっとしてんだ?? さっさと……っ!!ウグッ!!………」
半魔の女「…襲われたから……死にたくないから………」
…………気がつくと
他勇者の仲間1人に、背後からナイフが刺さっていた。




