第286毛 格好
モ「………」
パ「と、とりあえずモイスチャーさん…アタシ達と一緒に、セレンへ行くってことですよね??」
モ「…はい……ご迷惑は…おかけしないように致します」
シャ「迷惑などとは、考えていないですよ。…ただ…」
モ「?」
シャ「…大変失礼ですが…モイスチャーさん、その…いつもと同じ格好のまま行くのですか??」
エ「確かに〜。だから、仕事中かと思いましたよね〜」
シャ「はい。いつも同じ格好なのはこの化け猫くらいなものかと……」
ヨ「ばっ……!!ひゃっ、そういえば私、黒猫さんのカラダを借りてるとはいえ、黒猫さん、服着てなかった……///アワワワワ…」
バタバタするヨルを横目に見、モイスチャーは気まずそうに顔を伏せる。
メ「!! モイスチャーさん、ひょっとすると……」
キュ「そうか!!服が無いのですきっと!!仕事馬鹿なのです!!」
ラ「ちょっと言葉が過ぎるんじゃないかなキュレル…」
モ「……………」
パ「…ず、図星なんだ……。じゃ、じゃぁさ、まずはモイスチャーさんの服を買いに行かない??」
ア「む!?着飾ってシゲル様を誘惑するつもりだったらアレですが、確かに淑女たるもの、身だしなみは重要ですわね」
エ「良いですね〜♪ モイスチャーさん、容姿もバッチリなんだから、きっと色々似合うと思うな〜」
シャ「確かにそうですね」
メ「…くっころ…パッツパツ…スリット……ぁあ///」
ラ「母上?」
パ「じゃぁモイスチャーさん、とりあえず、一緒に服を買いに行きませんか??せっかくの休暇を私達に使っちゃうのは申し訳ないから、せめてオメカシしましょう!!」
モ「……私は…」
キュ「そうと決まれば早速商店街に向かうのです!!ほらついてきなさい銀髪くっころ一張羅女」
モ「…え??」
……………
ラ「………」
シ「………私達も行こうか」
ラ「…そうですね……」




