第223毛 仮面
戦闘は続く。
エ「ある意味硬直状態のようなものなので、そろそろ諦めたらどうですか??」
コン「…確かにね。そう見えるかも。ただ」
コンディはシゲルの方を見る。
コン「私の『気力』が尽きるより、あの手鏡さんの『時間』が先になくなるんじゃないかしら??」
エ「………なるほど…そういう事ですか…」
コー「………」
シ「…ワイス氏、まだ『保ち』ますか??」
コー「…はい。自分を『偶像』として出しているわけではない分、まだ何とかなります…」
シ「ご負担をおかけしてしまい、モウし訳ございません。間もなく、増援がくると思いますため、しばしのご辛抱を」
コー「はい。大丈夫ですよ」
コン「あら、そういえば増援って、誰かしら??普通に考えると、『本体』の2人かな?」
ショ「それしかいなさそうだよね」
シ「………」
その時
カツーン…
カツーン…
カツーン…
コン&ショ「「!!」」
シ「着いたようだ…む??」
???「ふっふっふ…」
エ「…???え…え??」
ラ「…!?あ、あれは…」
???「セカイが闇に染まるとき!!不作に業を煮やすとき!!どこからともなく現れる!!圧倒的エネルギー補給の伝道師!!」
ヨ「???」
???「闇夜に染まりし漆黒のダークヒーロー!! 玄米ブラック!!」
コー「…(全部黒い…)」
??「正義と悪、妻と任務のハザマで彷徨う暗黒戦士、雑穀米パープル!!」
エ「…(そこ彷徨ってはマズイのでは…)」
?「ある時は一国の姫!!ある時は恋する乙女!!しかしてその実態は!!血に飢えた冷酷無慈悲のヒロイン!!白米ホワイト!!」
ラ「…(実態は姫でなければいけないし、なんか全員闇堕ちしてそうだし…)」
3名「「「我ら邪悪な正義の味方!! 精米戦隊スイハンジャー!! 見参!!」」」「ですわ!!」
仮面をつけた3名が圧倒的決めポーズで締めくくった。




