第194毛 拒否
シ「…」
女の子「勇者様…」
ボタ「ご歓談中失礼致します」
女の子&男の子「「!?」」
シ「ああ、ボタニストさん、お疲れ様です」
ボタ「どうも」
パ「あれ、なんか早いですね。また報告ですか??」
ボタ「いえ、この2名の保護に伺いました」
女の子&男の子「「!!」」
ボタ「ご自宅がご覧の有り様なので、いったん我々か、教会が匿う形になりそうでして。ひとまずは私が保護しようかと」
シャ「なるほど。それが安心安全ですね」
女の子「いやっ!!」
シャ「え??」
女の子「この人、なんか怖い!!勇者様といる!!」
男の子「ボクも!!」
シ「………」
ボタ「…勇者様に迷惑をかけてはいけませんよ。それに貴方方には、色々と、お聞きしたいので」
女の子&男の子「「やーだー!!」」
ボタ「………」
シ「……皆」
パ「!!なに?」
シ「教会へ向かう前に、一度宿にて身体をキレイにしようか。『しっかりと汚れを落として切り替えよう』」
一同「「「「「!!」」」」」
パ「…そうだね」
シャ「わかりました」
ラ「ちょっとにおうかな?急がないとね」
ヨ「………」
エ「ラックスさん、乙女たちの前でにおうとか言ったらダメですよ」
ラ「あっ、すみません…」
女の子&男の子「「……???」」
シ「…お二方」
女の子&男の子「「!!はい!」」
シ「我々はこれから、とある事情で、教会へ行きます。少々込み入った話もしますが、それでも、一緒にいたいですか??」
女の子「!!…教会に…はい!!一緒にいたいです!!」
男の子「お家がこんな事になっちゃったので、教会でお祈りしたいです!!」
シ「…わかりました」
シ「ボタニストさん、ひとまず、我々に任せていただいてもよろしいでしょうか??」
ボタ「……………わかりました。良いでしょう。…お気をつけて」
シ「ありがとうございます」




