表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/698

第16毛 モンブラン

城内を見て回るシゲル一行。

ふと廊下に飾れているいくつかの肖像画っぽいヤツにシゲルの目がいく。


シ「この絵は?」


ラ「あ、それは、お恥ずかしながら父が描いたもので」


シ「ほう。アートにも優れておられるのか。さすがネイチャー王国の城主」


ラ「ありがとうございます。今見ていただいているのが、失踪したメトリーを描いたものです」


シ「この女性がメトリーか」


ラ「はい。聡明で明るく、気立ての良い方です」


シ「この、左手に持っているのは、万年筆か??」


ラ「あ、シゲル様のお世界では、そういうのでしょうか?これは、こちらでは『モンブラン』と言いまして、繊細に扱う必要はありますが、非常に優美な字が書けるモノです」


シ「なるほど。私の世界の万年筆にも、有名ブランドがその名だった。さぞ立派なモノなのだろう」


ラ「はい。実は、これもどうやら想い人からの贈り物だったようで。父は気にしていなかったため、愛用されていたようです」


シ「なるほどな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ