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第186毛 手鏡

シ「さて、出発しようか」


ヨ「はい」


一行は宿を出る。



パ「…シゲル、今日もついてきてる??」


シ「……いや、今のところは気配がないな」


ヨ「そうですね」


エ「もしかしたら、開き直って、堂々と真正面からくるかもしれませんね」


ラ「なんだか緊張してきた…」


シャ「いきなり攻撃されたら肉の壁になってくださいねラックス」


ラ「え??」


シャ「あといざとなったらヨルを投げれば時間を稼げます」


ヨ「え??」


エ「戦場で洗浄ですね」


パ「エクステさん?」



…………………………



シ「…そうだヨル。ワイス氏についてだが」


ヨ「はい」


シ「貴殿はワイス氏のスキルについて知らないという事だったな」


ヨ「はい…すみません」


シ「いや責めているわけではない。ただ何か、スキルを使用していたと思われる事象は無かったのか?」


ヨ「そうですね…。ワイス様は、多才で多忙でしたが、いつも『何かあるとき』『ここぞというとき』には、お側にいてくれた気がします。今思えば、全体を見通したり、それこそ師匠のときのように瞬間移動のような事をされていたのかもしれません」


シ「なるほど」


ヨ「あとは…よく『手鏡』のようなモノを持っていた、くらいですかね」


シ「手鏡??」


ヨ「はい。容姿も端麗でしたため、身だしなみを日々整えていたのかと。変わった模様の手鏡を愛用されていました」


パ「へー、聞けば聞くほど、完璧美人って感じだね」


シャ「見習うべきですねパンテーン」


パ「またそうやって……いや…そうかな…」


シャ&エ「「…(だんだん乙女になっていく…)」」

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