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第138毛 見据える
……………
ボタニスト「それでは、カーラ氏、リン氏、ジン氏、それから、ウィッグ氏にも同行願います」
ジ「え??」
シ「………」
ボ「お話しを伺った限りだと、ウィッグ氏はジン氏の行いを隠蔽しようとしましたね。結局、成功した。一応、と言っては何ですが、それなりの罪にはなります」
ウ「…そうですよね」
ボ「ただ、そこまで萎縮される必要はないかと。非常に重い処置にはならないと思われます故」
ジ「…分かりました。兄さん、ごめんね」
ウ「何も謝る必要はないよジン。僕が自分の意志でしたことだからね」
ボ「よろしいでしょうか? では…」
カ&リ「「あの…」」
ボ「はい?」
カ「そこの2人と…話しても良いでしょうか?」
リ「すぐ終わらせます」
ボ「分かりました良いでしょう」
カ&リ「「ありがとうございます」」
そして
カーラとリンが
ウィッグとジンを見据える。
カ「………」
リ「………」
ウ「………?」
ジ「………え、えっと…」
カ「お二方…」
リ「申し訳ございませんでした」
少女達はアタマを下げる。




