第120毛 要
…………………………
シ「と、いうわけだ」
エッシェンシャルル「………随分な無茶を…」
メ「大変刺激的でした……ぁあ…最高…」
ス「メトリー??」
メ「ハッ!! すみません」
パンテーン「そ、それで、ウィッグさんとは別の人がいたんだよね?それを、シゲルは認識できた。条件を満たしたってこと??」
シ「その通りだ。なので明日、あの少女たちも集まった時点で『後ろ髪引かれる』を使う。あの青年にはモウし訳ないが」
パ「身体を洗ってる時とかならヤバいね」
キ「刺激的ですね母上!!」
メ「ちょっと違いますね」
ラ「………」
シャ「勇者様、ひとまず、スキルで呼び出していただくまではわかりました。それで、その青年に話を聴くのでしょうか? 少女達の反応も気になりますし、そもそも話してくれるかどうか…」
シ「そうだな。とりあえず、モウし訳ないがミッションの件は包み隠さず青年へ話そうと…パンテーンどこを見ている私は何も隠してない。……で、素直に話してくれるなら一番だが、シャルルの言う通り、そうもいかないだろうな」
パ「ならどうするの?」
キ「圧倒的拷問なのです!!」
ラ「キュレル…結構本気で心配になってきたよ」
シ「多少話してみた上で反応を伺うが、とりあえず10分は引き延ばそうと思う」
シャ「10分…ですか??……!!」
シ「そう。ウィッグ氏が到着するまでな」
パ「確かに、最初から話してると、共々逃げたりするかもしれないしね…」
シ「それも考えられるな。そしてここからが重要だが」
シゲルは改めて一同を見回す。
シ「最後の要を『呼び出す』ために、皆様の力をお借りしたい」




