表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

君がそうなのは、怖いから?

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

久々の恋愛だァー!! ふっふぅ!!

「君がそうなのは、怖いから?」

男っ気がなくて、口調が荒くて、『可愛い』という言葉から掛け離れている代わりに、『面白い子』だった。それは当の本人も其れは分かっている様で、自分の事を自虐的に言い放って、ケラケラと笑うのがザラだった。

でも時折激しく脆い。特に男性に少し人に触れられただけでも拒む様に小さく震えている。本人的には上手く隠している様だったけど、本当は男性恐怖症だというのは、火を見るより明らかだった。其れは恋人である私の前であっても。

「何の話?」

「そうやって男勝りに振る舞うところ、其れは、鎧? もっと直接的に言おうか、男性に対して、恋愛対象として自分を含めない為?」

以前彼女と話した事がある。擦れ違った女の子を暫く目で追った後に出た言葉。

『少女漫画って、面白いくらい「おもしれー女」って事から始まるけど、現実そうじゃないよね。可愛い、女子らしい子が皆好き。ちな、私も好き。目の保養になる。男だったら囲って可愛いロリータとか毎日着せたい。そりゃ押し付けか?』

ケラケラと何でもない事の様に笑っていたけれど、何となく引っ掛かった。

彼女が言った女性の理想像というのは、今の自分自身から掛け離れている。そして彼女は男性恐怖症だ。……もしかして、男性と距離をとるため?

思考が跳躍し過ぎている。最早妄想の類である。だから、軽く聞いてみる事にした。

「どうだろね。どう、なんだろう? ……もしかして、貴方に負担かけてる?」

「いや、そうではなくて……」

男避けの為にわざわざそうしてくれるのは嬉しいけれども、もう少し気を許して欲しいと言うのは我儘だろうか。

彼女はそう言うと、少しだけ仄暗い目をして、吐息を漏らした。静かな溜息だった。

「でも、貴方のそう言うところ好き。私が貴方と付き合おうと思ったの、そうやってちゃんと言ってくれるところ。『全肯定マッスウィーン』じゃないところ」

「何それ」

全肯定マッスウィーンって。

そうして暫く二人で笑いあった。分からなくても良いか。そうして何でもない空気になれるのだから。

口調が柔らかいのは、彼氏と二人きりだから。

少しだけ口調が丸いんです。


もし、私が男性だったらという感性で物を書きました。

面白い子よりも可愛い子を選びます( ˙꒳˙ )

多分、面白さは求めない。

寧ろ自分で提供する側に回る気がします。


男性の自分より相手が面白いとか、なんか凄く傷付きません?

※超 個人的意見です。


元々男性恐怖症っぽいし、今彼氏いるし、億が一の男避けにそう振舞ってるのかなーと。

遠回しに『私は女性じゃないからね』と、無意識に振舞ってるのかと。

思い上がるな。と言われそうですが、小説より奇なりとはよく言うので。


ちなみに最後のシーン気に入ってます。

違和感感じたらちゃんと話してくれる場面。

『全肯定マッスウィーン』じゃないところが好き。

溺愛繰り返して、駄目な所も容認されたら、駄目になってしまうから、かと。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ