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⑻『エターナルの忘却』

⑻『エターナルの忘却』



俺はいつでも、夢を見る。遥か遠くの、何時かの幸福というものを探して、夢を見る。例えそれが、叶うことのない夢だったとしても、やはり俺は夢を見る。間違いなく、夢を見るだろう。悪くないだろう、俺の勝手なのであるから。



だから、エターナルを忘却するんだ。誰かの為じゃなく、俺は俺のために、エターナルを忘却するんだ。笑うがいいよ、どうせ、現実には何一つ幸福などないのだから。そうだろう、と聞いても、この世界には同意してくれる人が、例え一人もいなかったとしても。



何もかもが、分からないんだ。夢の世界では、沢山の虚像が見れるんだ。そこに行きたいというのは、勿論、というより、寧ろ、本望だよ。その意志が分からないって、そう神が言っても、俺は、エターナルを忘却して、刹那の海に、沈むだろう。

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