6/17
再度、釣るものがある。
5
目が覚めたらもう起床時刻をむかえていた。
カレイラは、霧の中を、また進んでアナスターシャと別れたこと、魔の道を行くのに、近づいた本来の夢の果ては続く。
ーもういいかい?
ーまぁだだよ。
そうやってカレイラは、釣りをしに湖まで行った。
何がなくとも、今度は、針も、餌ももっていこう。
ーそれは、いるもの。
けれども、準備している途端に足が向かなくなったけれども、何が怖くなったか、
怖いというから、怖いのだろうと。
一人とこにつき、露草の滴りを飲むようになったのは、
火事で燃えてしまった家屋の通りで、物乞いするようなことよりは、
ぼーっと湖を見ていると気が晴れて、時を忘れて過ごしていられそうだと思うのだ。
アナスターシャの歩みは続いていた。
夜のうちに、体を休め、昼間魔窟雪原の森を進んでいくのだった。
何というか、体が、元気なようなのだった。
電気を掛けられる手紙だったな。
そう呟いた。




