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アトルテの物語   作者: 野田伝介
2/17

釣るものがある


鳥が啼いている。西洋風のお城が会って、何か怪しげな感じがする。

カレイラは佇んでいた。

周りは誰もいない。

美味しいクッキーを持ってきた。一つ食べる。

もったいない。こぼしてしまった。

カレイラは独りごちた。

秋はまだまだ一人歩きだな。

カレイラはまた歩き出す。

お城には入らない。切りがないから。

ぐるぐる回ってばかりいた。

どうしよう。誰かと叫ぶわけにもいかない。

謎なのかもしれない。これは神様がくれた謎なのだ。

そう思えば、思えないくもない。

橋が架かっている。渡ろう。

 カレイラが渡った橋には、魚がいた。

魚を釣る。竹を探してきて、糸をつるす。餌はミミズだ。針はない。

じっとしている。

しかし釣れない。

ピクンと動いた。かかりそうでかからない。

また動いた。どうしたものか。

かかった。

 また大漁だ。

カレイラは餌を探しに草むらに行く。

みみずが大量にいる、どうしても掴まえないとと思い、必死に掴もうとする。

 カレイラは目を閉じた。

今までの快楽の光景が様々に彩られた。

カレイラは時間の持てる限りそうしていたかった。

昼が過ぎ、夕方にさしかかった。

もうお腹も空き、そろそろ家に帰りたかった。

カレイラが秋風に乗り西洋のお城を廻ってきた。


お城巡りというものだ。


良い知識になり物珍しさも捧げた甲斐あって


テストが作れそうだった。


カレイラは塾の先生だ。


例えば


1 梨の枝は綺麗に残すか。


2 動物は餌をどう食べるか


暖かな日差しを受けて快適な散歩が出来た。

川をカエルが流れている。


実際気持ちは分からない。


余裕が出来たらカエルにでもなる魔法をかけてもらいたい。


久しぶりにカエルの鳴き声を聞いたら、すっかり日も暮れた。


カレイラのしたいことは釣りじゃない。


ある間違いを正すことができたらと思う、あるドラマがあったのか、なかったのか。

今日は魔法の入り口に帰り明日またここに来るぞ。


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