表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アトルテの物語   作者: 野田伝介
14/17

銀河鉄道の旅

14


海は海でも火星の海だった。

汽車に乗って銀河鉄道をある、特別な招待を受けて、混雑しているけれど、みんな楽しんでいる。

自分の限界値を越えようとしている。

その意気込みだけはわかってもらえた。

集中して汽車は発車する。

カレイラは釣りをしに汽車に乗る。

自分で限界を設けているのはわかっている。

凄い人の数だ。自分が今まで出会った人が全員乗り込んで、思いの届く場所を目指す。

今度こそは、釣ってやるぞ。

待ってろ。

ー途中で降りたきゃ飛び降りろ!

まさかそんなことする輩はいまい。

おっと。ドン・ファンが飛び降りそうだが、

ーおいら、もう乗っていらんねーぜ。

飛び降りたら最後と気づいていないのか。

ーおい、ちょっと待てよ。

ーおいらは行く。

ー知らねーぞ。

ー構うものか。

銀河鉄道は空を走り続ける。昼も夜も、休むことなく。

少し眠ったカレイラが、遠ざかる地球を見ながら、思索にふけるということがあった。

争いはたくさんだ。

空に魅了されて、ずっと走り続けてくれる。カレイラの帰るときまで。

この鉄道は戻るのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ