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アトルテの物語   作者: 野田伝介
12/17

泣いたカレイラ

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カレイラは考えを巡らして、どういうことが考えうるか?を考えた。

何に対して?

詮索はいらない。

カレイラは泣いた。その期間約ワンシーズン。

それは、長いようでもあったし、短く色濃いものでもあった。

その期間涙が止まらなかったこと以外、また無表情の顔に戻った。

きっとアナスターシャもカレイラを忘れているのだろう。

寂しさは、ずっと続いた。

冬の間、寒さというよりも、薄ら寒いというか、霊感に襲われることが多かった。

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