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10-1



  ◆◇◆



「こんな場所に教会があるなんてね~」

 重い扉を開けて中に入るとそこは薄汚れた背凭れのついた長椅子が左右に分けられ綺麗に配置された教会だ。

 高い天井と、左右のステンドグラスを通じて入ってくる光が教会内を照らす。

 長椅子を少し撫でれば舞う埃がステンドグラス越しの七色の陽光によって彩られ、さっきまで四人がいた日の下に広がる世界とは別世界と錯覚してしまうほど幻想的だ。

 踊る足でリンダラッドが一歩進む度に足音が天井まで乾いた音で反響する。

「あれはなんでござるか?」

「さあな。俺様に聞くなよ」

 輪蔵は高い天井に描かれた巨大な宗教画を指さすが、ヒュウはまるで興味ないように長椅子の上に遠慮なく横になる。

 街道を外れおよそ二日。

 例のごとくヒュウが真東に向かうと叫び、南へと大きく迂回する街道から外れ、二日進んだ先は丘陵すらほとんどない地平線の彼方まで続く無人の草原だ。

 最初こそ多少の感銘はあったものの、二日も同じ光景を見れば四人に飽きもくる。

 二日歩いて見つけたのは、目立つ小高い丘の上にぽつりと立っていたこの教会だ。

「あれはこの世界の始まりを描いたやつだね」

「世界の始まりでござるか」

「まあ創世神話ってやつだね。神話だけに科学的根拠のある話じゃない突飛なものだけどね。六つの木がこの大地と、そしてその上に生きるあらゆる生物をを創ったとか言う話だった気がするよ」

「ほーん。そういうものでござるか」

 天井の巨大な宗教画を輪蔵はゆっくりと眺める。幾人も人が立つ巨大な大地の更にその下に、その大地を支えるように六本の太い茶褐色の幹が生えている。

「これが神話でござるか……」

「ど、どなたかいらっしゃるんですか?」

 ぎいっと軋む音を立てて祭壇の横の扉が開くと尼僧服に身を包んだ女性がひょっこりと顔を出す。

 年のころは成人してるか否かの境目ごろで幼さがわずかに残った顔つきをし、黒字の頭巾の下に漏れるような白いベール。その下から浅紫の髪がぴょこっと出ている。

「あっ、お邪魔してます」

「旅の者でござる。すまないことは重々承知してるでござるが、少々ここで休憩させてもらっていたでござるよ」

 恐る恐る扉を開けた女性に対してリンダラッドは全身で大きくお辞儀をしてみせた。シスターと呼ぶに相応しい尼僧服を纏った女性は、危険はないと理解したのか不安を孕んだ表情から柔和な笑みを浮かべる。

「あ、いえ。お構いなく」

「ステラ、誰かいるのかね?」

「あ、お父様。旅の人がいらっしゃってます」

 シスターの後ろから出てきたのは白い顎鬚を十分すぎるほど蓄えた老年の男性だ。

 老いた顔つきに似合わず背筋は直線を描き矍鑠(かくしゃく)とした立ち居振る舞いでその手に聖書を抱え黒字の修道服を纏った牧師はゆっくりと出てくる。

「お邪魔してるでござるよ」

「旅の途中で少し休ませてもらってるわ」

「ほお。旅の方が来られるとはじつに珍しい」

 旅の一団と聞いて牧師は右から左へと落ち着いた所作で『三人』を見た。

「これも神の御導き。もしくは何かの縁と言うやつですね──」

「ぐごぉ……」

 派手な寝息が牧師の言葉を遮る。

 どこからともなく聞こえてきたその寝息に案内されるように牧師が長椅子と長椅子の間を覗き込むと、埃の積もった長椅子をベッド替わりにして、腹をかきながら大口をあけて寝ている青年がいた。

「こちらさまもお仲間で?」

「悲しいことでござるが」

 遠慮などまるでないヒュウの寝姿に輪蔵は申し訳なさそうに頭を下げる。

「よほどお疲れだったのでしょうね。ここでゆっくり休むことも出来ないでしょう。私の家、お越しください」

「いいの?」

「久方ぶりの旅の方ですからね。年甲斐もなく浮足立っていますし、豪華ではないですが多少の食事なら振舞うことくらいはできますよ」

「かたじけないでござる」

「んがぁ……いでっ!」

 寝返りを打ったヒュウは長椅子から落ちる。



「だ、大丈夫ですか!?」

「ヒュウ殿。この方達の家へとお招きしてもらうでござるよ」

 シスターのステラが駆け寄ると椅子と椅子の間からヒュウは立ち上がる。険のある目つきも寝起きのためか半目のまま自分の目の前にいるシスターをじっと見た。

 輪蔵の言葉などまるで耳に入っていない。

「あの……どこか痛いところとかありませんか?」

「ん?」

 次第に鮮明になっていく視界のなかでヒュウの表情を覗き込むステラの輪郭がはっきりとしてくる。

 尼僧服越しにもわかる小ぶりだが形の良い胸や僅かに紅をひいたかのような桜色の唇。しゃぶりつきたくなるような腰の曲線を描く陰影。

「あのー……」

 いつまで経ってもヒュウからはまるで返事がこない。ただ立ち尽くしている。

「六七点ってところだな」

「君、まだ寝ぼけてるの?」

「いでっ!」

 おもむろにリンダラッドがヒュウの頭を叩く。

「ステラ、この方たちは私が家に案内するからお前は洗濯物を片付けてしまいなさい」

「はい。お父様」

 尼僧服姿で走ることなくステラはそのまま大きな扉を開けて教会を出ていく。

「さあ。旅のお方。こちらへどうぞ」

 祭壇横の汚れや傷の目立つ小さな扉を開けて老牧師は手招きする。

 軋む音が教会の高い天井まで響き渡る。

「あれ? ヒュウは?」

「……」

 教会の奥へと向かう一団のなかにさっきまでいたはずのヒュウの影が微塵もなかった。



  ◆◇◆



 丘の上に立つ教会をときおり風が撫でてゆく。遥か地平の彼方まで続く草原は風の流れを波紋にして描く。

「ふーんふふーん」

 鼻歌まじりでステラはその決して大きくはない両手を広げて、太陽の熱を吸い込み膨らんだ純白の毛布を抱え込む。

 柔らかな温かさに顔をうずめるとこれ以上ない幸福感に笑顔が浮かぶ。

 父親との二人暮らしと言うのは決して嫌いではないが、やはり予期せぬ客人の訪れに浮足立つのは父だけでなくステラもまた同様だ。

「ふふーんふーんふーん……」

「なあ」

「ひゃっ!?」

 鼻歌まじりで日の熱を吸い込み膨らんだ毛布をかごへとしまいこむステラは、不意に声をかけられて思わず背筋がぴんと伸びる。

「あ、あれ!? お父様が皆さんを家に案内するって……」

「いや、女と一緒にいた方が楽しそうだからこっち来た」

 剛速球のように曲がることを知らない理由だ。

 ヒュウは腰を下ろしてなだらかな丘陵を描いた丘の上から辺りを見渡す。

 高低差などさしてない草原が地平の彼方まで続いている。あると言えば、せいぜいこの教会が建っている丘くらいだ。

「見晴らしは良いな。なにもねえけど」

「素敵な場所ですよね。ここから見える風景と平穏な毎日は何にも代えがたい宝物ですから」

「一銭にもならねえけどな」

 ヒュウは鼻をほじりながら丘からの風景をもう一度見た。

 手入れもされずここまで整い広大な草原は立派なものだが、それが金になることはない。

 ヒュウの思うところの『宝』にその光景はまるで当てはまらない。



「ようこそ我が家へ」

 教会と住居である家は狭い連絡通路を挟んで隣接していた。

 牧師が家へと繋がるドアノブを捻れば手狭な通路からレンガ調の部屋が三人を迎える。

「自己紹介が遅れました。私はロンソン=エドガーと申します。

 見ての通りですが、人があまり来ることのないこの教会で牧師をやっています」

「僕はリンダラッド」

「拙者は輪蔵でござる」

「私はリビアよ」

「一度に三人も名前を聞かされると全員を覚えられるかどうか」

 十分に蓄えられ膨らみを描いている白い顎鬚に触りながらエドガーは皺を浮かべて笑った。

「しっかし凄い量の本だね」

 連絡通路から扉を開け、家のなかに入れば左右に山のように本が積まれている。

 几帳面に積み上げられた本はどれも紺色の背表紙に一言一句違わない題字が刻まれている。

 その一冊をエドガーは手に取りぱらりと開く。

「教会ですからね。全て聖書ですよ。布教用のもので、もしよかったら一冊どうですか?」

「見てよいでござるか?」

「是非」

 輪蔵は積み上げられた聖書をつま先を伸ばし、最上段から一冊手に取り開く。

「ふむ。これまた壮大な物語でござるな」

 世界の起源など輪蔵の想像の範疇を大きく超えている。

「僕は読んだことあるからパス……そう言えばおじさんの持ってる聖書は表紙の色が違うね」

 丁寧に積み上げられた聖書の背表紙はどれも色が黒に沈んだかのような紺色だが、牧師であるエドガーが胸に抱えている本は赤茶けた色をしている。それもところどころの変色や傷が目立つものだ。

「こちらは旧聖書ですからね」

「ん? 聖書って何種類もあるの?」

 リンダラッドには初耳だ。

 北の大国であるヒース国の中央に位置するヒース城。その地下に人知れず設営された王立図書館の膨大な蔵書ですら見たことのない類の本だ。

「そちらの積み上げてる聖書が製本される世になってからはこちらの聖書は絶版ですからね。今では稀覯書の類ですからね。とは言っても別に大層な値がつくわけじゃありませんけど」

「内容は何か違うの?」

「いえいえ。神の教えがそうおいそれと内容を変えていいはずがありませんからね。内容は全く一緒です。ただ、こっちの聖書には色が塗られてるだけですから」

「色だけなの?」

「はい。内容は寸分と違いませんよ」

 牧師はそういうと一部のページを開いてみせた。創世神話に時折挟まれる挿絵が確かに着色されているが、変更点はそれだけだ。

 文面において二冊を比べても何一つ変わらない。

「なんでわざわざ色を落として新しいのを出したのか……皆さん知りたがるところですが、私にもそれはわかりません。それよりも長旅でお疲れでしょうからお部屋へ案内しますよ。

 こんな場所に建った家だけに部屋はステラと二人じゃ扱いきれないくらいには空いていますので」

 パタンと本を閉じたエドガーは肩を竦めて見せた。



「お前はあのオヤジと二人暮らしなのか?」

「はい」

 日に輝く浅紫の髪を揺らしてこくんと首を縦に頷かせたステラはその大きな瞳でヒュウへと向き直る。

 丘の上に腰を下ろしたヒュウの横までゆっくりと歩いて来るとステラも同じように腰を下ろす。

 丘の上から見える光景は、この家に暮らし晴れの日も雨の日も雪の日も常に見てきた光景だ。

 萌え出る鮮やかな緑が日の光を浴び生きているがごとく揺らぎ、ときおり一つの生物であるかと錯覚させるかのような見事な波紋のうねりを見せる。

 おもむろに横を見ると、自分の父親とは違い、鋭く険のある目つきの青年がいる。

「えっと……そう言えばお名前を聞いてませんでした」

「ああ。そう言えばそうだな。ヒュウだ。

 俺様もお前の名前を聞いてなかったな。あのジジイの呼んでた名前だと……ステラ……だったっけか?」

 あまり物覚えのよくないヒュウは眉根を寄せて記憶の隅を探る。霧がかったような記憶のなかから出てきた名前だが、彼女はその名を聞くとのにこりと微笑む。

「はい。当たりです。

 そちらのお名前はヒュウさんですか」

「覚えといて損はないぜ。

 いずれ世界の宝を全て手に入れる男の名前だからな」

「ヒュウさん……」

 白い歯を見せてヒュウは歪な笑みを浮かべる。

 欲望にぎらついた青年の鳶色の瞳を四つん這いになってステラはじっと覗き込む。凝視するステラの顔はわずかに気難しいものとなっている。

「なんだよ? 惚れちまったか?」

「一つ聞きたいんですが、そんなに宝を手に入れてどうするんですか?」

 その質問に対して今度はヒュウが気難しい表情を浮かべてみせた。宝を全て手に入れたその先などまるで考えたことがない。

 欲しいものが尽きたことない一度としてない人生だ。

「どうするもこうするも……まあとにかく世界の宝を全部手に入れるんだよ。

 俺様に奪えない宝モノはねえからな! 俺にはそれだけの力があるしな」

 晴天のもとで大口を開けて天を仰いだヒュウから快哉な声をあげて懐からゴールドキングのレイカードを取り出す。

「ライダーだったんですか……」

「なんだよ? 嫌いなのか」

 レイ・カードを見たステラの顔が曇る。

 それは嫌悪にも近い表情だ。

 声に出して聞くまでもなく『嫌い』の感情が滲み出ている。

「嫌いです。

 レイ・ドールは私たちの教えでは神の御使いとされてますけど、人はそれを使い争ってばかりです。

 ライダーの多くはその力に振り回されて弱い者を虐げ、多くの無駄な血を流してます」

「まあ戦争の道具って言われたら否定はできねえし、そこいらの連中が(くわ)を握って戦うよりも遥かに危険だわな」

 レイ・ドールの使い方は様々だ。決して戦いの道具としての用途だけではない。農耕用、運搬用と決して一括りできない。

 しかし共通しているのはどれもが巨大な力を持っている。それはライダーでない人から見ればある種の脅威であるほどに。その恐怖心から、レイ・ドールを持たない者達が十把一絡げそう思ってもやむない部分だ。

「ヒュウさんもその危険な力で宝を奪ってきたんですか?」

「ああ」

 躊躇のない返事にステラは物悲しい感情に瞳を揺らした。

 ゴールドキングを手に入れる以前からヒュウは悪の街道を歩いてきた。ライダーだからだとか関係ない。この体一つでも、盗み、恐喝、殺し。世間で悪事と呼ばれることに躊躇いなく手を染めてきた。

「ライダーなんて人たちはそうやって弱い人たちから奪って──」


 ──いるんだろ!!


「ん?」

 草原の風に乗せて来た声はステラの喋りを叩き折ってヒュウの耳朶を打つ。無骨で遠慮のない声。それでいて相手を威圧するかのようにわざとらしく喉に絡まるような声だ。



  ◆◇◆



「いるんだろ!! エドガー!」

 教会の扉を開いたのは二人の大男だ。

 シルクハットで顔を隠し、大柄な体をトレンチコートで上から下まで覆っている。

 扉を開けた大男の二人が割れるとそれに挟まれて小柄な男が姿を現す。

 葉巻から吸い上げた紫煙を吐き出し。くゆらせ、金歯を見せつけて男は笑う。膨らんだ腹を締め付ける革製のベルトが丁寧になめされた高貴な輝きを持つが、男の装飾過多の全身に混じればそれも無粋な輝きの一つに過ぎない。

 数えることのできない指輪が目立つ手で葉巻を取った男は祭壇横の扉を見た。

「また来たのか」

 たっぷり一分待って開いた扉から出てきたのは白い顎鬚が蓄えに蓄えられた老牧師だ。

 これまで何度も見てきた老牧師の顔に向かって男は遠くから紫煙を吐きだす。

「そろそろ良い返事を聞かせてもらおうか。いつまでも玉虫色の返事が聞きたいわけじゃねえからな」

「何度も言ってるはずだ。この土地は売らないと!」

「そう答えを急いで出すもんじゃねえよ。こいつを見てからゆっくりと考え直せよ」

 雑に紐で括り付けた紙束を身廊に放り投げた男は金歯を見せつけるように口が三日月になる。

「わかってんだろ。もうお前の土地しかねえわけだよ。意地を張らずに俺の言い値で売っちまえよ。悪い価格じゃねえだろ」

「ヒューロにマルクス。ジェファードの土地まで……あいつらが売るはずないだろ」

 紐でくくられた紙束はどれも土地の権利書であり、そこには譲渡のサインが全て刻まれている。

「残念ながら快く俺に売ってくれたぜ」

「何をした?」

「何ってそりゃ商談の一つや二つはしたさ」



「うわ。悪そう!」

 扉から出てきたリンダラッドが開口一番に声をこぼす。

 悪気などない。思ったことがリンダラッドの口を突いて出る。

「お嬢様。ほんとのことを言っては失礼ですよ」

「とは言え見事な悪人面でござるな」

 リンダラッドの発言を全くフォローする気のない二人も祭壇横の扉から体を出す。

「おや。客人がいたのか?」

「旅の方達だ。彼らは関係ない」

「まあいい。とにかくこの土地を俺、ヴァスティモに売るんだな。わかってるだろ。力づくって言うのはこっちの得意分野だってことを」

 そういうとコート姿の大男の一人が身廊を歩き牧師の前に立つ。

 傍によればますますその威圧感が目立つ。

「ぐっ!? げほっ!!」

 大男の拳がエドガーの腹へと深々と刺さる。

 臓物を押し上げるような一撃にエドガーの体はくの字に曲がり膝を着く。

「エドガー殿!?」

「こ、来ないでください!」

 咳き込んだ声で叫ぶエドガーは掌を突き出し今にも寄ってきそうな輪蔵達を制止させる。

 無視できない痛みのなかでエドガーは呼吸をゆっくりと落ち着け、心の中で三度、神への祈りを捧げ、そして最後に深呼吸をしてゆっくりと立ち上がる。

「神に仕える者として、殴ってきた相手に殴り返すなんて真似は良くねえよな。おまけにここは教会と来たもんだ。神様がてめえをきちんと監視してるからな」

 ヴァスティモはポケットから蛇革の葉巻ケースを取り出すとそれを一本口にくわえる。何を言うでもなく隣にいた大男が身を屈ませて先端に火を灯す。 

「まあ殴り合いとなりゃ、こいつらライダーだから俺の負けはまずねえだろうけどな──」

「どけよ」

「おわっ!?」

 葉巻から優雅に煙を吸い込み余韻を楽しむヴァスティモの尻を容赦なく蹴とばしたのは明るい橙色のざんばらな髪をした青年だ。

「俺様の道に突っ立ってんじゃねえよ」

 欲望の輝き蠢いた鳶色の双眸が倒れたヴァスティモを睨みつける。


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