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占拠事件の2テロリスト

見にくいでしょうか?

呼吸が苦しくなってきたところで立ち止まる。後ろを振り向いたが誰もいなかった。俺は、力が抜けてその場に座る。そしてなんの理由もなくスモッホを取り出す。今時のわかもんは、暇になるとすぐスモッホ、取り出す癖がついてしまってるようだが、今回は、全く理由が違う。情報が欲しいのだ。恐らく追ってこなかったということは、体育館に戻った可能性が高いのである。なので少しでも情報を得ようとスモッホを開きhorizonを開く。液晶画面をスライドしたが....たいした情報は、載っていないな。と確認する、どうやらまだあのテロリストは、体育館に戻っていないらしい。俺は、スモッホをポケットにしまう。そして、上をみた。上のプラスチックの細長い板には2ー2と書いてあった。少しの間いなかっただけなのに、懐かしい気持ちになった。俺は、扉を音をたてず恐る恐る開く、なかにはもちろん誰もいなかった。それだけでもすごい安心感があった扉を後ろ手に閉めたあと、教卓に向かう。教卓には、信玄袋が置いてあった。桂山先生の袋だ。「そういえば...」桂山先生、噂によると  もと暴力団だったとかあるけど.....、俺は、信玄袋を開いた。「....あながち嘘でもないみたいだな」俺は、袋から「それ」を引っ張りだして袋をしめた。その時扉の向こうから金属がカチ、カチ、と鳴る音がした。その音は俺の身体をすぐに臨戦態勢に移した。そう、聞きなれたこの音の正体...それは階段を上ってくる音だ!俺は、扉側の壁にせを向け伏せる!そして壁のしたにある白いドアを小さく開ける。やはりテロリスト。重そうな黒いライフル銃、(種類は、分からん)表情がよくわからない覆面。しかし、あの覆面なかなか不気味だ。真っ黒だ。暑くないのかなぁ?と思った。黒い人は、周りをチラチラ見渡す。何か探しているようだ。俺は、周りを見渡した。後ろには戸棚があった。それを見た俺はある決心をした。

オレは、首を捻った。  おかしいなぁ。ここら辺に反応があったんだけど....オレ、この四角い物体のモニターを見直す。いま、この学校で電波をつかうとこの機械に反応するようになっている。電波探知機だ。いま、この学校で電波をつかうとこの機械に反応するようになっている。電波探知機だ。とかなんとかあの黒いサングラスかけたおっさんが言っていたのだが....どうも逃げられたらしいと気づいてオレは、はぁとため息をつきながら覆面のしたの汗を腕で拭った。しっかし暑いなぁ。最高気温34℃だっけ。まったく、雇われの身とはいえこりゃ賃金あげてもらわないとなぁ。とぶつぶつ独り言を言っていると、ごそっと物音がした   オレは、肩を震わせた。 まさか....誰かいるのか?ごくりと唾を飲み込んで、オレは、恐る恐る、扉にてをかけ、一気に開いた! しかし、そこには誰もいなかった。おかしいなぁと首を捻ると首筋に衝撃が走った。            やった!大成功!!オレは、ちょっとした奇襲作戦に成功したことにたいして喜んだ!俺がやったことそれは、ほんとにほんとに対したことはやっていない。では、何をしたか。単に、先日割ってしまったガラスの上に乗っていただけである。幸い、まだガラス業者が来ていなかったお陰で、そこに乗ることができた。で、入ってきたその瞬間にバットで思い切り叩いただけだ!しっかしよくもまぁ、成功したなぁと思った。どうやらこのテロリスト緊張しすぎて上を警戒するのを怠っていたらしい!まさに!灯台もと暗しだ!と喜んだがまだ安心はできない。いつ仲間が来るか解らないからだ。俺は、この男の服を脱がす。男の下には白シャツがあった。さてこの服は軽いのだが手触りはなんだか鉄のようなものを触っているような感じだ。いわゆる特殊なプラスチックだろう。これが防弾チョッキになるのだ。最近の技術というのは凄いものだとおれは感心した。チョッキのポケットをあさると布のような感触がしたので引っ張るとそれはハンカチだった。もうひとつはティッシュ。なんともまぁ律儀なテロリストだと思った。まだないかとチョッキを探ると黒い紐が胸ポケットの中に入ってあったためそれを思い切り引っ張る。「いてっ」玉のようなものがおれの額に当たった。どうやらイヤホンだった。ということはと胸ポケットを引っ張って出てきたものはと言うとそれは、黒くて四角いトランシーバーだ。初めて触った。おれは、ラッキーとそれを腰に引っかけておいた。どうやらチョッキに探れるようなものはもうなくテロリストの腰についていたもの、水筒と迷彩柄のポーチ見た。ポーチのチャックを開けると中から四角い物体が出てきた。またトランシーバーか?といじっていると、カチッとツルツルした物に触った。すると、 ブゥンと電子音が鳴り、画面が浮き出てきた!それに対しおれは、思わず機械を投げてしまった。機械は、窓ガラスを割って外に飛び出てしまう。人というのは、思わぬ力を持っていたりするものだ。と冷静に思った。が、すぐに思い直し、慌てた。今の音で仲間が聞きつけてくるかもしれないのだ!すると、もうトランシーバーから音が鳴る。俺は、イヤホンを思わず耳に入れる「あーあーマイクテストマイクテスト。本日は晴天なり暑すぎなり....聞こえるか?」俺は、慌て「あ、ああ聞こえる....」と相槌を打った。イヤホンの向こうの人は、「そりゃ良かった。」と言ったあと俺に「今のそちらの状況は、どうだ?何かおかしいことはないか?」と聞かれる。俺は、後ろのテロリストを見た。彼は、ぐっすりと寝ている。俺は、「ああ、全然おかしくなんてない。」と返事をする。イヤホンの主は、また、そりゃ良かったと返事をする。 なんというか....生返事というか、声のテンポが遅い人だなと思った。「それじゃあ待たな」と主が連絡を切ろうとした所を俺は、「待ってくれ」とひき止めた。イヤホンの主は、「なんかようか?」と聞いた。俺は、先ほど割れたガラスを見ながら、聞く。「質問何だが。あの四角い....トランシーバーじゃないあれってなんだ?」と。主は、「何だ話を聞いてなかったのか?」と言う。俺は、「いや、よくわからなくてな。」と言うと、主はふん。と鼻息を出してから言う。「あれは、電波探知装置といってな、今この学校で、電波を使われた時に反応する機械だ 。とはいっても、「あの男」から貰った機械だから仕組みはよくわからんがな。」「あいつ?」俺は聞いた。すると、向こうの主は、はぁ?と信じられへんとでかい声を出した。耳がキーンとなる。「い、いや俺さ記憶力ないんだよ...」と言うと「至極全う、だな。」と納得した。....された!向こうの主は、ハァーとこの世の森羅万象全てが嫌になると訴えるぐらい長いため息をついたあと俺にたいして説明する。「記憶力と学習能力が低すぎる最低すぎるお前に対してもう一度説明しちゃる。今回の作戦は、この腐れきった世の中をぶち壊すために行われた。」ブッ「....どうした?何がおかしい?」と聞かれた。俺は、「いや、何でもないただのくしゃみだ。」とわらいをこらえながらいう。「うん?そうか。そりゃ良かった。ちゃんとはなをかめよ。それでな、この下らない社会に(中略)にして、今回我々は、実行することにした。」俺は、ハイハイと欠伸をした。んなことで学校占領すんじゃねぇ、やるなら国会とか色々あるだろなんでうちなんだよと、色々言いたいが呑み込んで「素晴らしい素晴らしい」と適当に相槌を打つ。向こうは「そりゃ良かった。」と機嫌良さげだ。俺は、「所で今この本校舎にいるのは、俺だけだよな。」と聞くと向こうの主は、「いやあと、一人いたはずだが」と言った。俺は、内心ニヤリと笑い「分かったじゃあな。」と無線を切った。   俺は、突然切られた無線に対し首を捻った。あいつあんなに声低かったっけ?と思った。だが貯めてたストレスを発散できたので満足だった。  

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