回想
続きを投稿する方法をよくわかってない
~回想~ 「~にして~である。」 数学教師の葛山沼次郎は、数学の教科書を見ながら黒板に文字を書いていた。 教科書に視線を集中させすぎているため、黒板にかかれている文字が席から一番後ろにいてもわかるほど文字が蛇行していた。 誰かが指摘をすればきっと直すと思うが、誰も指摘をしようとしなかった。 理由は、暑くてだるいからだ。 ならば、扇風機でもつければいいだろうとこの教室に入って言うものがいるとする。しかし 昨日、扇風機が壊れているのだ! 全部の扇風機が! それを壊したのは前日、窓ガラスを割ってしまい罰として扇風機を拭いた人だ。それは、俺の前でグースカピーと寝息をたてながら寝ていた。 そいつのシャツは、汗のせいで薄汚れていて髪はボサボサ、肌は薄く焼けていた。 筋肉もマッチョ、と言うほどではないがそれなりにある。 ....全く羨ましい。自分は、どうかと腕を曲げてみた....うわぁ全然ない。呆れるほどない。仮にも 卓球部に入っているのに、筋肉は、ヘロヘロ。 うちの卓球部は、弱小で、二回戦に進出しただけで英雄視されるほどである。 と彼は、そう考え込んでいるとその前の席の生徒は、瞼を上げて座り直し、周りを見渡したあと、椅子をひいては立ち上がった。 後ろの席の生徒は驚き、前の席の者を見た。 前の席の者は、のっそりのっそりと黒板の方に行って先生に小声で何かを言った。立ち上がった席の後ろの者は、何をする気だろうと一瞬、疑問に思ったがすぐに答えがわかった。 前の席の者は、のっそりのっそりと黒板の方に行って先生に小声で何かを言った。立ち上がった席の後ろの者は、何をする気だろうと一瞬、疑問に思ったがすぐに答えがわかった。 立ち上がった者ーー 名を石橋亘が廊下に出たからだ。後ろの席の者は、なんだトイレか。と思った。 周りの者もさっきまでぐっすり寝てて突然起きたと思ったら、トイレに行った。本能の赴くままに生活していると言うのがおかしいからかクスクスと笑っていた。 亘は、ふわ~と大きく口を開けて欠伸をした。 欠伸をしながら亘は、眠い。と思った。 (そういや昨日何時に寝たっけ?)と考えているうちにトイレに着いた。 亘が、トイレの中に入るとトイレの電気が点く。 この学校の電気は自動だった。 亘は、トイレの個室に入る。 亘がトイレに入ってから数分後、それは、起きた。 突然、学校中からサイレンが鳴ったのだ! こっくりこっくりと船を漕いでいた生徒の意識は覚醒し、あっついと思いながらも黒板に文字を書いていた先生は、突然の出来事に驚いて周りを見渡す。 その様子を見ていた生徒は、何となくこのサイレンの意味を理解した。 これは、避難訓練ではないと。すると放送が鳴った。 「校長先生のお客様です。」この言葉はつまり、まねかねざる者が学校に侵入したということだ。 先生は、すぐさま生徒を並ばせてマニュアル通り体育館の方に行かせた。 しかしこのあとすぐにこの行為はいけなかったと公開するのを彼らはまだ知るよしもないのである。 一方その頃亘は、のんびりトイレをするはずだったが、先程のサイレンで、そうもいかなくなってしまった。急いで出なくてはと大慌てで出そうともするがこんな時に出ない。亘は溜め息をついた。 仕方ない。校長先生のお客様とやらも直ぐには来ないだろう。とポケットからスモッホを取り出した。 スモッホのアプリ「horizon」というのを押す。 これは例のツィッ○ーやラ○ン。みたいな奴だ。 学校、と書かれたそれをタッチする。 そこには、こう書かれていた 「なんか変な人いる。」
「なんか武装した覆面達がいる。」 「おもちゃかな?」 「いや、本物かも」 「まっさか~(笑)」「あ、なん」あっ撃たれた。」「なんかうちら人質にされたっぽい。」と。 武装した覆面?人質?そりゃつまりうちの学校は.... 「占拠」された...? こうしていまに至った。
次話もよろしくおねがいします