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恋愛革命80

再度言いますが、文明論に逃げないで下さいと、お下げの女子大生は言った。

サラリーマンが言う。





「いずれにしても、人間は個人単位で言えば、長所があり短所があるわけだ。だから文明にもその理論は当てはまり、差別偏見の構造意識に毒されているが、各セクション素晴らしい発明、技術革新がなされているじゃないか。その面から鑑みても、人間存在が単に愚かしいだけの存在であるという理屈はおかしいのではないか。違うか?」





ホスト亭主が発言する。





「おっしゃる通りだと自分も思いますが、技術革新をしたからといって、差別偏見の構造意識はなくならないと、自分は思いますが?」





サラリーマンが反論する。





「素晴らしい発明者には、斬新な発想があり、その分その者に差別偏見の意識は無いというのが俺の意見なのさ。偏った人間には発明は出来ないじゃないか?」





ホスト亭主が答える。





「偉大な発明家というのは少数派でしょう。逆に大勢の人間は偉大な発明家、技術革新の徒然ではありませんし」





サラリーマンが憤る。





「だから文明のあだばかり掘りおこすなと俺は言っているわけさ。文明は素晴らしいものなのだから!」





お下げの女子大生が反論する。





「何度も言いますが、私は文明批判をしているのではなく、売りという語句の教科書史実改訂記載に関して申し上げているのですが。文明論に逃げて、論旨をぼかさないで下さい」

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